ドコモ、KDDIがCEATEC JAPAN 2010の出展内容を発表KDDIは10月4日に新商品を発表

» 2010年09月28日 15時15分 公開
[田中聡,ITmedia]

 2010年10月5日から10月9日まで、IT・エレクトロニクス展「CEATEC JAPAN 2010」が幕張メッセで開催される。これに合わせ、NTTドコモとKDDIが出展内容を発表した。

Xi(クロッシィ)や3D技術を紹介――ドコモ

 NTTドコモ主な出展内容は以下のとおり。

  • Xi(クロッシィ)
  • 撮って、触って遊べる3D技術
  • ワイヤレス充電ケータイ(WPC対応版)

 Xi(クロッシィ)は、ドコモが2010年12月に開始予定のLTEサービス。会場では、シミュレーターを活用した大容量ファイルのダウンロードデモや、ドコモがXiで実現したい将来のモバイルシーンのイメージデモを行う。

 3D技術は、3D映像に触れる感覚を体感できる力覚フィードバック技術や多視点3Dディスプレイ、2Dディスプレイでも3D写真を閲覧できる技術などを紹介する。ワイヤレス充電ケータイは、世界で標準化が進んでいるWPC仕様に準拠しており、「Qi」ロゴのある充電台にケータイを置くだけで充電できる。

 このほかの出展内容は以下のとおり。出展内容の詳細は、同社の「CEATEC JAPAN 2010スペシャルサイト」(外部リンク)を参照。

  • ドコモの企業ビジョン「スマートイノベーションへの挑戦−HEART−」映像
  • ノンバーバルコミュニケーションサービス「体温ハート」
  • Mobile AR技術 ver.2
  • イオン発生機能搭載ケータイ
  • モバイル空間統計
  • AR Walker(小型ヘッドマウントディスプレイによる行動支援)
  • モバイルマーケティングASPサービス
  • ビジネスで使えるドコモのスマートフォン
  • ケータイてんけん

 同社代表取締役副社長の辻村清行氏が、10月7日の12時30分〜13時30分に、「ケータイの今とこれから」というテーマでキーノートスピーチを行う。

“シャープの新商品”を展示――KDDI

 KDDIの主な展示内容は以下のとおり。

  • リビングの楽しみの広がり
  • モバイルの新たな可能性
  • ソリューション
  • KDDIのCSRの取り組み

 リビングの新たな楽しみでは、視聴中のテレビ番組とネット上のコメントを連動させた「ソーシャルメディア視聴」、テレビ画面にケータイをかざして情報を入手できる「"smARt" テレビ視聴」や、撮影した写真やニュースからオリジナルの新聞を作成できる「パーソナライズド新聞」、テレビやホームサーバ、ゲーム機がケータイを中心に1つにつながる「テレビ視聴のパーソナライズ」などを紹介。このほか、「テレビダイジェスト」「Android搭載ハイブリッドSTB」「ブラウザ連携コミュニケーション」「背面入力インターフェース」「スタジアム3D自由視点」「J:COM TVナビ」なども展示する。

 モバイルの新たな可能性では、KDDIとシャープが10月4日に発表する新商品を展示するほか、LTEに向けた取り組みや、さらなる高速通信が可能な「EVDOマルチキャリア」、「エリア・通話品質向上の取り組み」「ヘルスケア」「モバイルNFCの広がり」「サンシャイン王国」を紹介する。また、「Home&Mobile!」をテーマに「おうち用タブレット端末」「有線LANモデム」「Bluetooth/無線LAN変換ルータ」「au one netの高速モバイル通信サービス」も披露する。

 ソルーションは「KDDI まとめてオフィス」、CSRへの取り組みは「トライブリッド基地局フィールドトライアル」「スマート充電システム」「ネットいじめ防止ツール」「災害時キャリアフリー通信」を紹介する。

 また、同社代表取締役執行役員専務の田中孝司が、10月8日15時30分から16時30分まで、「多様化する端末と、融合するネットワーク: KDDIの次なる取組み」というテーマでキーノートスピーチを行う。

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