ハドソンは、2010年12月20日(月)よりApp Storeにおいて、iPhone向けの最新アプリ「PC Engine GameBox」(英語名:TurboGrafx-16 GameBox)の配信を全世界で開始した。ダウンロード価格は無料。
「PC Engine GameBox」は、過去に発売されたPCエンジン用の名作計16タイトルを、1つのパックにしたゲームアプリ。PCエンジンで発売されたオリジナルゲームを、完全再現している。このアプリをダウンロードすれば、全18種目のスポーツを楽しめる「パワースポーツ」を無料でプレイできるほか、毎日オススメの1タイトル(Pick Up ゲーム)を無料で遊べる。
ハドソンの「ボンバーマン’94」、「PC 原人」、「邪聖剣ネクロマンサー」、KONAMIの「グラディウス」、「沙羅曼蛇」、アイレムソフトウェアエンジニアリングの「R-TYPE」、「最後の忍道」など、Pick Up ゲームにならない限りは各タイトル350円で購入することんある。なお、新規タイトルはアップデート対応で追加配信していく予定。「PC Engine GameBox」に含まれるタイトル一覧(全16タイトル)は以下のとおり。
「PC Engine GameBox」では、オリジナルのゲームからのパワーアップ機能として、クイックセーブ機能を搭載している。プレイヤーは、いつでもどこでも任意でプレイを中断・再開でき、何度でもやり直すことが可能となった。さらに、オリジナルの発売当時に面倒だったパスワード入力も省略可能(※パスワード機能も搭載)。
また、プレイヤーの遊び方に合わせて、操作方法を3パターンから選択できる。iPhoneを横持ちする、縦持ちするなどの選択ができ、自分のプレイスタイルに合った操作方法で快適にプレイできる。
「PC エンジン」は、日本電気ホームエレクトロニクスが発売したHE-SYSTEM規格に基づく家庭用テレビゲーム専用機(1987年10月30日発売、2万4800円)。独自のLSI「C62 システム」を搭載し、CPUの処理速度、グラフィックの美しさ(512色)や迫力のあるサウンド(ステレオ6ch音源、2chサウンド出力可能)など、当時の常識を覆す高速・高性能を実現していた。また超小型の大容量プラスチックROM「Hu-CARD(Turbo Chip)」でソフト供給していた。1988年12月4日には、CD-ROMをゲーム媒体に使用した世界初のテレビゲーム専用機として、「PC エンジン CD-ROM2 システム」も発売された。
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