料金支払期限や「Try WiMAX」の返却期限を延長――UQが被災地に支援措置

» 2011年03月16日 16時56分 公開
[ITmedia]

 UQコミュニケーションズは、東北関東大震災によって災害救助法が適用された地域で支援措置を実施する。

 被災者がWiMAX通信サービスの利用料金を金融機関窓口で支払っている場合、2011年3月請求分(2月利用分)と4月請求分(3月利用分)の請求書の支払期限を、請求書記載の日付から1カ月延長する。ただし口座振替とクレジットによる支払いは対象外。対象となるのは、請求書送付先が青森県、岩手県、宮城県、福島県、長野県、新潟県、千葉県、栃木県、茨城県の災害救助法適用地域内のユーザー。

 あわせて、UQが提供する機器貸し出しサービス「Try WiMAX」のWiMAX機器返却期限を当面延長し、震災で故障、紛失した際のWiMAX機器代金を無料とする。対象となるのは、Try WiMAXレンタルの申込住所が青森県、岩手県、宮城県、福島県、長野県、新潟県、千葉県、栃木県、茨城県の災害救助法適用地域内のユーザー。

 今回の震災により、現在全国1万4000基地局のうち、宮城県を中心に約40局の基地局が利用できない状況になっている。また、計画停電の実施により、一部地域でWiMAX通信サービスが利用しにくくなっている。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2024年