第1回 サイズ感はどう? イヤフォンジャックはある?――「MEDIAS N-04C」「MEDIAS N-04C」の“ここ”が知りたい

» 2011年03月29日 19時00分 公開
[太田百合子,ITmedia]
photo NECカシオモバイルコミュニケーションズ製の「MEDIAS N-04C」

質問:サイズは? どれくらい薄い?

 「MEDIAS N-04C」は薄さ7.7ミリ。この数字はスマートフォンはもちろん、3G方式のケータイをあわせても世界最薄クラスだろう。では、7.7ミリは実際どのくらい薄いのか、ボールペンや他機種と比べてみた。

photo 一般的なボーペン(三菱鉛筆:ユニボール シグノ スタンダード)の直径よりも薄い
photophoto 「iPhone 4」(写真左)、「GALAXY S」(写真右)との比較。どちらに対しても4分の3から5分の4くらいの薄さだ
photo ジャケットの胸ポケットにもすっぽり収まるサイズ。入れてしまうと入ってるかどうか分からないくらいだ

 7.7ミリは、ボールペンよりもロディアのメモパッドよりも薄い。つまり、常に身に付けていても、まったく邪魔にならないサイズだといえる。実際にジャケットの内ポケットや胸ポケットに入れても、外から物が入っているようにはほとんど見えない。

 薄いだけでなく、約105グラムという軽さもMEDIASの大きな特徴となっている(ただ、我が家の料理用の小型スケールで計測したところ、なぜか何度測っても104グラムという結果になった)。これはどのくらいの重さなだろう。水を入れたペットボトルと比較してみたのが下の写真。ごくごくっと3口くらいで飲めてしまう量と同じで、持っているのを忘れてしまいそうなくらい薄く、軽い端末だということがよく分かる。

photophoto MEDIASを料理用スケールで計測し、同じ重さになるように水をペットボトルに入れたところ、500ミリリットルの7分の1程度で釣り合った

質問:ヘッドフォン端子がないって本当?

 MEDIASはその薄さと軽さを実現するため、外部接続端子はMicro USBが1つあるだけ。スマートフォンで音楽を聴きたい人は、「ヘッドフォン端子がない!」とびっくりするかもしれないが、Micro USBと直径3.5ミリプラグを変換するイヤフォン変換アダプタの試供品が同梱されているので、ご安心いただきたい。

 ヘッドフォンは同梱されていないので別途用意する必要があるが、注意したいのがコードの長さ。イヤフォン変換アダプターはケーブルの長さが約68センチ(コネクタ含む)もあり、コードが長いヘッドフォンを選ぶとかなり余ってしまう。ヘッドフォンを選ぶときは、コードの長さ+68センチと頭に入れておきたい。

photophoto イフォホン変換アダプタの接続コネクタ部にはマイクも備わっていて、そのまま通話ができる(写真=左)。コードが1.2メートルあるヘッドフォンを接続すると、かなりコードが余ってしまう印象だ(写真=右)

質問:microSDスロットはどこにある?

 microSDスロットは、裏面のバッテリーを取り外した場所に用意されている。起動中の取り外しができない位置なので、PCとのデータ移行の際には、1度電源を落としてからカードを取り出す必要がある。なお、microSDHCは32Gバイトまで対応している。

photo 付属のmicroSDHCは8Gバイト。動画や音楽、写真をたくさん扱いたいなら、別途容量の大きなものを用意したい

質問:どんなものが付属している?

photo 「FOMA ACアダプタ」は同梱されていないので、前機種で使っていたものを流用するか、持っていない場合は別途購入する必要がある

 MEDIASには、上記で紹介したイヤフォン変換アダプタのほか、PC接続用のMicro USBケーブル、8GバイトのmicroSDHC(いずれも試供品)と、「FOMA 充電microUSB変換アダプタ NO1」、バッテリーパックが同梱されている。

 同梱物の中で1つ特徴的なのが、取扱説明書だ。MEDIASには電子書籍型の取扱説明書「eトリセツ(イートリセツ)」が用意されているので、同梱されているのは簡単な「クイックスタートガイド」だけとなっている。「eトリセツ(イートリセツ)」は今後、ドコモのスマートフォンの標準機能となる予定で、説明書から該当する設定画面に直接アクセスできる、といった電子書籍ならではのメリットもある。ただ、プリインストールされているのはビュワーアプリだけなので、取扱説明書のデータは初回時にダウンロードが必要。3G回線を利用するとパケット通信費が発生する。

photo これまでの取扱説明書に比べて、格段に薄いMEDIASのクイックスタートガイド。
photophotophoto 初回時や最新版公開時にはダウンロードが必要(写真=左)。音声検索にも対応しているなど、検索性の高さは電子書籍ならでは(写真=中)。画面をなぞるとページがめくれ、紙の冊子と同様の操作感も得られる(写真=右)

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