ドコモ、「使い方」ボタン搭載の「らくらくホン ベーシック3」を4月22日発売「つながりほっとサポート」も提供

» 2011年04月15日 16時13分 公開
[田中聡,ITmedia]
photo 「らくらくホン ベーシック3」。ボディカラーはゴールド、ネイビー、ピンクの3色

 NTTドコモは4月15日、シニアユーザー向けモデル「らくらくホン ベーシック3」(富士通製)を4月22日から販売することを発表した。

 らくらくホン ベーシック3は、長押し操作をすることで、らくらくホンセンターの専門アドバイザーに無料でつながる「使い方」ボタンを搭載しており、端末の使い方や料金プラン、サービスなどを気軽に相談できる。音声メッセージを届ける新サービス「声の宅配便」にも対応する。

※初出時に「声の宅配便」のサービス名が誤っていました。お詫びして訂正いたします。(4/20 18:05)

 携帯電話の基本機能にもこだわり、通話相手の音声を利用者の年齢に応じて自動的に聞きやすく調整する「あわせるボイス」や、別売のイヤフォンを使って通話をすると、周囲の声や音が聞きやすくなる「集音器」機能を搭載。さらに、通話時の状況に応じて相手の声を聞きやすく調整する「ぴったりボイス」や、騒音を検知すると自動で相手の声を強調する「スーパーはっきりボイス3」、相手の声がゆっくり聞こえる「ゆっくりボイス」、周囲の騒音を感知すると自動で雑音を抑える「スーパーダブルマイク」も搭載する。

 カメラは約510万画素CMOSを備え、自動シーン認識、笑顔撮影、追跡フォーカス、手ブレや被写体ブレを抑える「トリプルブレ防止」などの撮影機能を利用できるほか、最大ISO12800の「高感度撮影モード」にも対応する。ニュースや天気などの情報を入手できる「らくらくiメニュー」にアクセスできる、らくらくサイドボタンも備える。このほか、文章に合ったデコメールを自動で作成する「かんたんデコメ」や、富士通の「らくらくパソコン3」同梱のらくらくホン専用スタンドに端末を置くだけで、撮影画像や歩数、活動量情報を自動でPCへ取り込む「置くだけ転送機能」も利用できる。

「らくらくホン ベーシック3」の主な仕様
機種名 らくらくホン ベーシック3
サイズ(幅×高さ×厚さ) 約51×107×15.7ミリ
重さ 約101グラム
連続通話時間 約220分
連続待受時間 約610時間
カメラ 有効約510万画素CMOS
外部メモリ microSDHC(別売/最大16Gバイト)
メインディスプレイ 約2.8インチワイドQVGA(240×400ピクセル)TFT液晶 26万色
サブディスプレイ 約1.2インチ(64×64ピクセル)STN液晶 1色
ボディカラー ゴールド、ネイビー、ピンク
主な機能 つながりほっとサポート、声の宅配便、緊急速報「エリアメール」、音声入力メール、ビデオクリップ(10MB iモーション)、ケータイお探しサービス、iチャネル、デコメ絵文字、おまかせロック、ケータイデータお預かりサービス、ソフトウェアアップデート(自動更新対応)、iコンシェル、i Bodymo、着うた ほか

 あわせて、ドコモはらくらくホン ベーシック3向けの新サービス「つながりほっとサポート」を4月22日から提供する。利用料金は月額105円。同サービスでは、契約者のケータイの利用状況を、2時間おきに自動でつながりセンターへ送信、蓄積し、あらかじめ指定したつながりメンバーにメール(メッセージR)で通知できる。通知内容は、「歩数計の歩数」「ケータイの開閉」「バッテリー残量」「カメラ利用の有無」。契約者(らくらくホン ベーシック3ユーザー)が特別な操作をする必要はない。登録できるつながりメンバーは最大5番号で、iモードが利用できるFOMA端末ユーザーがつながりメンバーになれる。

photo 「つながりほっとサポート」の利用イメージ
photo つながりほっとサポートの画面イメージ

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