ケータイユーザーに聞いた、スマホにはない「SH-10C」「SH-11C」の魅力私がケータイを使う理由(1/2 ページ)

最近の携帯業界はスマートフォンの話題で持ちきりだが、まだ過半数のユーザーが従来型のケータイを使っているのが現状だ。シャープの「SH-10C」と「SH-11C」は、そんなケータイの完成形ともいえるモデル。ユーザーに、ケータイを使い続けている理由を聞きつつ、SH-10CとSH-11Cの魅力に迫った。

» 2011年06月01日 09時30分 公開
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 ここ最近はスマートフォンが大きなシェアを伸ばしているが、まだ従来のケータイ、いわゆる「フィーチャーフォン」がシェアの過半数を占める。「スマートフォンでは使用できないサービスがあるから」「慣れ親しんだケータイの方が操作しやすい」といった理由から、まだスマートフォンへの乗り換えをためらっている人も多いだろう。そこで今回は、現在もケータイをメイン端末として使用しているユーザーの話を聞きながら、シャープが2011年夏モデルとして投入した「SH-10C」「SH-11C」の特徴を紹介しよう。

 SH-10Cは、ハイスペックな機能を盛り込んだ、NTTドコモのPRIMEシリーズ端末。タッチパネル対応の3D液晶を搭載しており、3D動画や静止画などを裸眼で楽しめる。人気アニメのウサビッチをテーマにした待受アクセサリや、デコメアニメ、ゲームなどの3Dコンテンツも多数プリインストールしている。カメラは1610万画素CCDを備え、3D撮影やフルHDサイズ(1920×1080ピクセル)の動画撮影が可能。デザイン面では、SH-10Cの側面が鮮やかに光るイルミネーションが美しい。50色・35パターンから光り方を設定できる。

 SH-11Cは、マットとグロスという2種類のカラーを背面に採用した、NTTドコモのSTYLEシリーズ端末。幅50ミリのスリムボディに加え、裏面はラウンドフォルムになっているので持ちやすい。約810万画素CMOSカメラにはトイカメラやエフェクトカメラなどを採用し、遊べる機能を充実させた。デコメ絵文字は約2102種類を内蔵し、男性でも使える素材をそろえた。ディスプレイ全体からレシーバーとなって音声が聞きやすい「まるごと音声パネル」も装備している。

photophoto シャープ製の「SH-10C」(写真=左)と「SH-11C」(写真=右)

 SH-10Cは最先端の機能や最新のサービスを使いたい人、SH-11Cはコミュニケーション機能や使いやすさを重視する人に向いたモデルといえる。また、これら2モデルはいずれもIPX5/7の防水性能と、IP5Xの防塵性能をサポートしている。ケータイを使いこなしているユーザーは、この2機種に触れてどんな感想を抱いたのだろうか。

イルミネーションにドキドキ感を覚える――梅本さん

photo 梅本里史さん

 現在はSH-02CとiPhone 4を2台持ちしているという梅本里史さんは、ドコモケータイを10年以上使用し続けているが、外出先で「PCほど大きくないけど、ネットに触れられるものが欲しかった」ので、iPhone 3Gを購入した(後にiPhone 4へ機種変更)。ブラウジングやTwitterなどではiPhoneで済ませているが、電話やメールなど“携帯電話”としてはSH-02Cを活用している。

 梅本さんがケータイに求める機能は、防水、GPS、カメラ、メールのしやすさだという。「釣りが好きなので、まず防水であることが大事。カメラは他社製品でもある程度は満足できますが、やはりCCDの方がキレイ。あと、シャープのケータイは長押しでLEDライトが付くのもいいですね」

 ドコモのスマートフォン向けに「spモードメール」アプリが提供され、スマートフォンでも「@docomo.ne.jp」のメールアドレスを使用できるが、それでも梅本さんは「ケータイのメールの方が使いやすい」と話す。特に気に入っている機能は、受信メールを見ながら返信メールを作成できる「参照返信」。メールのフォルダ分けや、未登録のアドレスからメールを受信すると、アドレス帳に登録するかを確認してくれるところなど、きめ細やかな機能はケータイの方が上だと感じている。

photo SH-10Cは本体開閉時や着信時などに、背面パネルの周囲にLEDが鮮やかに光る

 梅本さんが特に「ケータイならでは」と感じているが、音声着信やメール受信時に点滅するイルミネーションだ。「ケータイでメールを受信すると、いろいろなパターンで光るので、ドキドキ感があります」と話す。梅本さんはSH-02C以前は「SH-01B」を利用していたが、防水性能に対応していなかったので、SH-02Cに機種変更した。ただ、SH-02CではSH-01Bほどイルミネーション機能が充実していなかったことに不満を感じていたという。そんな梅本さんにとって、防水でイルミも充実しているハイスペックなSH-10Cは、「待ってました」と言わしめるモデルとなった。

 アドレス帳に登録したデータごとに着信音を変更する設定は有名だが、梅本さんは着信音に加え、イルミネーションの設定を9グループごとに変更しており、イルミ機能をフル活用している。「家族からの電話は、自分にとって落ち着く色の青、会社からの連絡は緊急性の高そうな赤、男友達からの連絡は白……という具合に変えています」(梅本さん)。さらに、家族だったら電話は青、メールはライトブルーなど、同じグループからの連絡でも、電話とメールで変えているというほどのこだわりよう。それだけに、50色ものカラーから選べるSH-10Cのイルミネーションは「カスタマイズしがいがある」と感じ、魅力的に映ったようだ。

photo 慣れ親しんだケータイの方が安心して入力できる

 文字入力も、ケータイの方が優れていると梅本さんは考える。「タッチパネルで入力をすると、押した感覚が薄いので、イラっとすることが多いんです。やっぱりケータイのテンキーの方が安心感があるんですよね。Twitterでちょっとつぶやくくらいならタッチパネルでもいいんですが、気持ちを込めた長文を打つのなら、ケータイの方がいいですね」と話す。デコメールは「それほど送る方ではない」が、誕生日などのイベントがあるときというよりは、「暇なとき、何の気なしに送ることが多い」という。

 中でも梅本さんが気に入っているのが、友達に送るとびっくりされることが多いという「フォントチェンジ」。この機能は、メール本文に入力した文章全体を画像として異なるフォントに変換するもの。通常のデコメールとは違ったインパクトを与えられる。SH-02Cでは本文全体のフォントを変更するのみだったが、SH-10CとSH-11Cでは指定した文字の変更も可能になったので、強調した文字だけフォントを変えるといったことができる。

 SH-10Cの目玉機能の1つでもある3D液晶は、「話には聞いていましたが、実際に見ると違いますね。メニューの3D表示もリアル」と驚いていた。梅本さんは、同じく3D液晶を搭載する「SH505i」(2003年発売)も使用していたが、より高精細になったSH-10Cでは、3Dのクオリティも大幅に進化していると感じたようだ。

photophoto 3D表示可能な待受画面(写真=左)とデータフォルダ(写真=右)

 カタログなどからは分からないが、ケータイを使う上で重要な「動作速度」についても、SH-10CとSH-11Cは満足のいくレベルだと梅本さんは話す。「これまでの機種は、裏で処理しながらグラフィック処理でカバーするものが多かったですけど、SH-10CとSH-11Cは待ったなしでメニュー画面から次の項目に移ってくれます。文字入力についても、自分の指にしっかり追従してくるので、レスポンスが上がっていると感じました」

 スマートフォンは、ロックを解除してから使用する操作法が煩雑だと感じているようだ。「開いてすぐに操作できるケータイの方が快適。乗換案内などでサッと調べものがしたいときも、ショートカットですぐにアプリを起動できます。“相棒”という意味ではケータイの方が適していますね」

“電話機”としてはケータイの方が優秀――加古川さん

photo 加古川正樹さん

 加古川正樹さんは、複数のケータイとスマートフォン、モバイルWi-Fiルーターを使用するヘビーユーザーだが、メイン端末にはiモードケータイ「N905i」を使っている。加古川さんは、電話機としての性能はスマートフォンよりもケータイの方が優れていると感じている。

 基本的なところでは、ケータイは発話キーと終話キーを搭載しており、スマートフォンは画面上の「発信」「終話」ボタンを押す必要があり、機種によって操作性が異なる。「iPhoneで通話中にホーム画面を押しても通話が終わらず、あれ? と思ったことがよくあります。タッチ操作以外の逃げ道も用意してほしいですね」

 アドレス帳では電話番号から検索できる操作に魅力を感じている。「ケータイを複数持っている友達で、末尾4ケタの番号をそろえている人がいるので、そういうときに番号で絞り込めるのは便利ですね。あと、スマートフォンに連絡先を移すと、漢字で表記した名前がなぜか五十音順に並ばないことがあるんです。このあたりの使い勝手はケータイの方がこなれていますね」と加古川さんは話す。スマートフォンではプリセットしている機種の少ない「伝言メモ」も重宝しているという。「ケータイの方が“電話機”という感じがしますね。スマートフォンはPDAに電話機能が付いたという印象です」

 文字入力も、ケータイの方が直感的に操作できるという。「タッチパネルのスマートフォンは、画面を見ないと打てないのですが、ケータイなら画面を見なくても打てます。(前を向いて)歩きながら文字を打つならケータイですね」と加古川さんは話す。そういう意味で、加古川さんの目に留まったのがSH-11C。「SH-11Cは幅がスリムなので持ちやすい。サイズとボタンの押しやすさがちょうどいいですね」と気に入った様子。

 SH-10CとSH-11Cは、スマートフォンではまだ対応機種の少ない防水性能をサポートしているのも「お風呂に長く浸かっていることが多い」という加古川さんにとってはポイントが高い。さらに、加古川さんが着目したのは充電端子の位置。「最近のケータイは充電端子が横にある機種が多いんですが、充電しながら操作するときに邪魔なんですよね。SH-11Cは下に端子があるのでいいですね」

 「通話中に点滅するランプを設定している」という加古川さんは、SH-10Cのイルミネーションに心が動いたようだ。「新しいものを買ったなーという感じでワクワクします。iモードロゴが点滅していたときのワクワク感と似ていますね」。SH-10Cでは電話やメールの着信時はもちろん、通話中、おサイフケータイ利用時、開閉時などにも50色、35パターンのイルミを設定できる。

photo SH-10Cのタッチパネルは、指を上下左右にスライドして入力できるフリックにも対応している

 SH-10Cはタッチパネルにも対応しており、物理キーと合わせて利用できるのがメリットだ。加古川さんはSH-10Cのタッチパネルも操作しやすいと感じたようで、「普通にフリック入力できるのがいい」と、文字入力のしやすさに驚いていた。物理キーを備えるSH-10Cならタッチパネルの操作は不要にも思えるが、「待合室など、キー音を出したくない静かなところでカチカチやりたくないときはタッチで入力したい」という。SH-10Cはビュワースタイルにすると、スマートフォンのようにタッチで文字入力が可能。シーンに応じてタッチかキーを使い分けられる。

 SH-10Cのカメラは1610万画素CCDというスペックだけでなく、操作性も優れていると感じたようだ。ビュワースタイルにすると、画面上に現れたアイコンからタッチで撮影の設定が可能。「このUI(ユーザーインタフェース)が分かりやすい。設定アイコンがたくさん並んでいるので、深い階層まで行かずに設定できていいですね」と好感触。また、カメラを素早く起動し、短い間隔で撮影し続けられる「高速モード」の速さにも驚いていた。

photophoto ケータイ最高クラスの1610万画素CCDカメラ(写真=左)。撮影画面のアイコンからサイズや撮影モードなどの変更ができる(写真=右)

 赤外線通信対応のデジタルカメラを使っているという加古川さんは、シャープ端末が高速赤外線通信「IrSimple」に対応していることにも魅力を感じている。「デジカメらからケータイへ直接写真を送るときに便利ですね」

 ハイスペックで“ワクワク感”のあるSH-10C、コンパクトで基本機能を押さえたSH-11C――。どちらも「長く使えるような端末に仕上がっている」と加古川さんの物欲を刺激したようだ。

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提供:シャープ株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2011年6月22日