ソフトバンクモバイル、「ULTRA SPEED」対応のモバイルWi-Fiルーターと月額3880円の専用プラン発表

» 2011年07月05日 16時36分 公開
[平賀洋一,ITmedia]

 ソフトバンクモバイルは7月5日、下り最大42Mbpsの高速データ通信サービス「ULTRA SPEED」向けの新しいパケット料金プランを発表した。7月8日に発売される対応端末の“ULTRA WiFi”「007Z」と、7月下旬以降発売予定の「005HW」で利用できる。

 発表されたのは、定額制の「データし放題フラット for ULTRA SPEED」と、2段階定額制の「データし放題 for ULTRA SPEED」。どちらもソフトバンクモバイルのULTRA SPEED網と、イー・モバイルがMVNO向けに提供する1.7GHz帯のHSPA回線を1枚のSIMで提供するパッケージ型のプラン。接続先はエリアによって自動で切り替えられるほか、端末設定によりどちらかの固定することもできる。

 データし放題フラット for ULTRA SPEEDの月額料金は4980円だが、11月30日までに加入すると、継続的に月額3880円で利用できるスタートキャンペーンを適用する。2段階定額制のデータし放題 for ULTRA SPEEDの月額料金は1400円から5460円(1パケット0.042円)だが、こちらも11月30日までに加入すると上限4980円で継続して利用できる。なお、パッケージを構成するソフトバンクモバイルのULTRA SPEED定額プランとイー・モバイルのMVNOプランを単独で契約することもできるが、その場合は1回線で7380円と割高になる。

 2つのプランとも契約は2年単位の自動更新となり、契約期間満了の翌請求月(初回のみ翌々月を含む2カ月間)以外の解約・プラン変更には9975円の契約解除料がかかる。

※初出時、キャンペーン適用後の料金を3980円と表記しておりましたが、正しくは「3880円」です。お詫びして訂正いたします

ULTRA SPEED対応のモバイルWi-Fiルーター“ULTRA WiFi”

photo 「データし放題フラット for ULTRA SPEED」に対応するZTE製の“ULTRA WiFi”「007Z」

 “ULTRA WiFi”「007Z」は、下り最大42MbpsのULTRA SPEEDに対応し、最大10台までのWi-Fi機器を接続できるモバイルWi-Fiルーター。無線LAN規格はIEEE802.11b/g/nに準拠し、暗号化方式はWEP(128/64bit)のほか、WPA2-PSK(TKIP/AES)、WPA-PSK(TKIP/AES)に対応した。WPSによる簡単な接続設定も可能だ。外部接続端子としてUSBを備え、最大32GバイトまでのmicroSD/microSDHCも利用できる。連続通信時間は約4時間となっている。

“ULTRA WiFi”「007Z」の主な仕様
機種名 007Z
サイズ(幅×高さ×厚さ) 約102×53×16.6ミリ
重さ 約97グラム
連続通信時間 約4時間
対応通信方式 W-CDMA
Wi-Fi IEEE 802.11b/g/n
外部メモリ microSDHC(最大32Gバイト)
最大接続台数 10台

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