ソフトバンクのシャープ製スマートフォン「AQUOS PHONE THE HYBRID 007SH」の大きさは、約51.8(幅)×113(高さ)×19.3(厚さ)ミリで、重さが約140グラム。これに対して同じソフトバンクのフィーチャーフォン「AQUOS SHOT 002SH」は、約51(幅)×112(高さ)×18.8(厚さ)ミリで、重さが約134グラム。画面サイズは両者とも同じ3.4インチ(480×854ピクセルのフルワイドVGA)で、007SHの方が全体にほんの少しだけ大きいものの、手にした時のサイズ感はほぼ同等といっていい。
回転2軸型のいわゆるスウィーベル構造で、画面を開いてキー操作するオープンポジションのほか、開いた状態から画面を左に回転、そのまま画面を反転させてパタンと閉じれば、ビュワーポジションと呼ばれるタッチ操作スタイルになる。ビュワーポジションでは、持ち方がオープンポジションとは逆になってヒンジ部分が下にくる。この状態で端末を左右に倒すと、モーションセンサーが傾きを感知して画面を自動回転する。右、左、どちらを下にしても横向きで使用できる。
007SHは0.7インチ(96×24ピクセル)の有機EL1色表示のサブディスプレイを備え、フィーチャーフォン同様に、閉じた状態でも時刻などを確認できる。サブディスプレイに表示させる内容は、画面設定の「サブディスプレイ設定」で指定可能。時計のほかにも歩数計や、電話やメールの着信相手の名前も表示できる。さらに通常、ステータスバーに表示されるメール受信や「未読メールあり」の通知も、サブディスプレイで確認できるので便利だ。
サブディスプレイの右側には7色に光るLEDイルミネーションも配置。サウンド設定で着信時や通話中、オープン/クローズ時や充電開始時のイルミネーション、およびキーイルミネーション(1色のみ)を設定できる。
007SHはIPX5/IPX7相当の生活防水性能と、IP5X相当の防塵性能を搭載。バッテリーカバーや端子キャップにはパッキンが取り付けられており、水やホコリの進入を防ぐ工夫がされているほか、ワンセグアンテナも内部収納式ではなく側面に折りたたまれている。多少のチリやホコリ、水濡れなら気にせず、濡れた手でも安心して操作できるのは防水端末ならでは。卓上ホルダも付属しているので、充電のたびにカバーを開閉する必要がないのもうれしい。
microSDはバッテリーを取り外さないと出し入れできない仕様になっている。なお本機は、本体に保存できるデータフォルダの容量が最大123Mバイトと少ないため、写真などを保存するためにmicroSDが必須。付属品として2GバイトのmicroSDが同梱されているほか、最大32GバイトまでのmicroSDHCカードに対応している。
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