「GALAXY S II SC-02C」はホーム画面アプリとして、Samsung電子製の「TwLauncher」と、NTTドコモ製の「docomo Palette UI」をプリインストールしている。それぞれ切り替えるには、「ホーム切替」アプリを使用する。
ホームアプリを変更するには、まず「ホーム切替」を起動し、デフォルト起動設定されているホームアプリの「設定変更」をタップする。その後設定ページ内の「初期設定に戻す」をタップし、本体の「戻る」キーでホーム切替アプリに戻り、表示されているどちらかのホームアプリを起動する。ホーム画面が切り替わった後、ホームキーを押すとホームアプリの選択画面が表示されるので、「常にこの操作で使用」にチェックを入れて、切り替えたいホームアプリをタップする。これでホームアプリが切り替え操作は終了。元のホームアプリに戻すには、もう1度「初期設定に戻す」ところから始める。
では、TwLauncherとdocomo Palette UIの特徴をみていこう。TwLauncherは、ホーム画面・アプリ一覧画面ともに横方向の画面切り替えとなっている。左右の画面切り替えのレスポンスが速く使い勝手もよい。一方、docomo Pallette UIのホーム画面は左右に切り替えるタイプ。両端(1ページ目と5ページ目)がつながっているので戻る必要はなく、ページを切り替え続けられる。ただ、切り替えは少しもたつく印象だった。アプリ一覧は上下スクロールで操作する。
アプリ一覧画面には、両ホームアプリにはシンプルなリスト表示も用意されている。それぞれのホームアプリの特徴を理解して、どちらが自分に合っているか確認して使おう。
画面下に並ぶ「通話」「spモードメール」「ブラウザ」など固定されているアイコンは、自由に入れ替えることが可能だ。docomo Palette UIの場合、ホーム画面に表示されているアイコンを長押しして、交換したいアイコンの場所までドラッグすれば入れ替わる。
TwLauncherの場合は少し手順が多い。アプリ一覧画面で「MENU」キーを押し(リスト表示になっている場合は、グリッド表示に切り替える)、「編集」をタップする。入れ替えたいアイコンを長押しして、目的のアイコンの場所までドラッグするとアイコンが入れ替わる。
操作感はdocomo Pallet UIの方が直感的だが、ホーム画面にアイコンを追加する手間が必要となる。
SO-02Cにプリセットされている「Social Hub」は、SNSや各種メールを一元管理できるアプリだ。登録可能なSNSは、Tiwtter、Facebook、mixi、MySpace、LinkedIn、IMはWindows Live Messenger、Google Talk。メールについては、Windows Live Hotmail、Gmail、Yahoo!メール、その他の各種プロバイダーメールやMicrosoft Exchange ActiveSyncを登録できる。
SNSを個別に確認したり、1つのタイムラインにすべてを表示したりできる。朝の通勤時などSNSのタイムラインをまとめて読みたい場合に重宝する。閲覧だけではなく、すべてのサービスに一括でつぶやくことも可能だ。
登録したアカウントの削除方法が少し複雑なので、ここで説明しておこう。SNSやプッシュで同期を取るメールアカウントは「設定」→「アカウントと同期」と操作して、Social Hubの同期に使用しているアカウントを選択して削除する。これ以外のプロバイダーのメールアドレスは、「Eメール」アプリを起動し、すべての受信BOXの画面を表示させてから「設定」→「アカウント削除」と操作し、削除したいアカウントにチェックを入れて「削除」すればよい。
このように、Social Hubを使えば、複数のSNSアカウントと複数のメールアカウントの情報を一元管理できるようになる。ただし、専用のクライアントアプリと比較すると機能が乏しいので、状況によって使い分けた方が便利だろう。
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