アイ・オー、スマートフォン対応NAS「HDL-CE」シリーズ簡単リモートアクセス機能を搭載

» 2011年08月03日 13時52分 公開
[ITmedia]
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リモートアクセス機能を搭載 スマートフォンやPCから、自宅のHDDに簡単アクセス

photo 「LAN DISK C HDL-CE」シリーズ

 アイ・オー・データ機器は8月3日、NASのエントリーモデル「LAN DISK C HDL-CE」シリーズを発表、2011年8月下旬に発売する。価格は1Tバイトモデルが1万4600円、2Tバイトモデルが1万8900円、3Tバイトモデルが2万6400円。

 HDL-CEシリーズは、USB 2.0とギガビットLAN接続、双方の接続スタイルで活用できる1ドライブ型のNAS(ネットワークHDD)製品。エントリーモデルとして製品価格を抑えつつ、iPhoneやiPad、Androidスマートフォン、外出先のPCから自宅のストレージへアクセスできるリモートアクセス機能と、ネットワーク知識がないユーザーも容易に導入できる「EasySetup」機能の搭載・強化を特徴とする。

 搭載インタフェースは1000BASE-T準拠のギガビット有線LANとUSB 2.0。LAN接続でNASとして、PCとのUSB接続で普通の外付けHDDとして切り替えながら使用できる。ファイルシステムを自動最適化し、データ転送速度を50Mバイト/秒以上とする高速読込モードも備える。

 スマートデバイスからのホームアクセス機能は、iOS搭載デバイスとAndroid OS搭載スマートフォンで利用できる。iPhone用(単体iPad用含む・iOS 4.2以降に対応)、Android用それぞれの専用アプリケーション「Remote Link 2 for CE」(無償提供)を用意し、自宅に設置した本機のデータ保存領域にアクセスできる。スマートフォンのアプリケーション上で、ファイルのダウンロードや表示(写真、動画、音楽、Word、Excel、PowerPointデータなど)、写真・動画データのアップロード、メール添付・Facebookへの投稿、フォルダ・ファイルの整理削除などの作業が行える。

 PCからのホームアクセスは、同社が用意するダイナミックDNSサービス「iobb.net」(機器ユーザーは無償利用可能)を活用し、専用ソフトウェア類なしに専用サイトへのWebブラウザ操作で使用できる。

 このほか、搭載するUSB Aポートを利用した「net.USB」機能や接続したUSBストレージのデータを自動バックアップする機能、ネットワーク内の複数のPCで再生できる「iTunesサーバー」機能、自動スピンオフなどにより最大55%消費電力を節約できる省電力動作機能なども搭載する。

 本体サイズは45(幅)×138(奥行き)×168(高さ)ミリ、重量は約1.2キロ。


photophoto 横置きでも使用可能。ギガビットLAN、別のUSB機器接続用USB A、PC接続用のMini USBを実装する


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