防水スマホ「SH-13C」の“置くだけ充電”でライフスタイルが変わる!(1/2 ページ)

世界初(※)のワイヤレス充電に対応した「AQUOS PHONE f SH-13C」。端末をワイヤレスチャージャーの上に乗せて充電できるSH-13Cは何が便利で、将来的に私たちの生活はどのように変わっていくのだろうか。ワイヤレス充電の仕組みと、その利便性を紹介しよう。

» 2011年08月05日 09時30分 公開
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※IEC加盟の携帯電話機メーカーおよび台湾の携帯メーカーの携帯電話機において。2011年5月16日調べ。

photophoto 世界で初めてワイヤレス充電に対応したスマートフォン「AQUOS PHONE f SH-13C」。ボディカラーはPINK、WHITE、BLACKの3色

スマートフォンの面倒な充電が“置くだけ”に

photo 充電をするたびに端子カバーを開けるのは煩わしい

 スマートフォンを使い始めてすぐに感じるのが、バッテリーの消費が激しいこと。そして、充電が意外に面倒な作業だということ。というのも、スマートフォンには、防水モデルを除き充電台が付属せず、ほとんどがmicro USB端子にケーブルを挿して充電する仕様になっているからだ。しかも、海外メーカーのモデルは端子がむき出しのものが多いが、日本メーカー製は端子カバー付きのモデルも多いので、カバーをその都度開けてからケーブルを挿して充電しなければならない。

 端子カバーがあると、内部にホコリが入らず、デザイン的にも美しい。もちろん防水モデルに端子カバーは必須だ。しかし、水の浸入を防ぐためにきつく閉じられているため、開けるのに苦労することもある。最近はスマートフォンを持つ女性も増えてきているが、きれいなネイルが施された長い爪で硬い端子カバーを開けるのは、面倒なだけではなく、実はけっこうやっかいな作業でもある。

 ただ、前述の通り防水モデルの場合は、充電台が付属するものが多い。カバーの開閉が多くなると完全に閉まらない場合もあり、防水性能を損なう恐れがあるからだ。防水端末の場合、端子カバーはなるべく開閉しないに越したことはない。防水・防塵性能を備えている「AQUOS PHONE f SH-13C」には充電台が付属している。しかし、ただの充電台ではない。“置くだけ”で充電できる「ワイヤレスチャージャー」なのだ。

 SH-13Cを充電するには、中心に「Qi」のロゴがあるワイヤレスチャージャーの枠内に端末を置くだけでよい。充電ケーブルを抜き差しする手間がなく、開け閉めしなくていいので端子カバーも痛まない。その結果、防水・防塵性能がしっかり保たれるだけでなく、爪も美しく保たれる。防水モデルの場合、リアカバーや端子カバーを2年に1度交換する必要があるが、きれいなまま使い続けられるのはメリットだ。

photophoto 同梱している「ワイヤレスチャージャー SH01」(写真=左)。中心に「Qi」のロゴがある枠内に端末を置く(写真=右)
photophoto 充電台に端末を置いて充電が始まると、ワイヤレスチャージャー右上に青色のLEDが点灯する(写真=左)。必ずしも端末を真っ直ぐ置く必要はない。斜めにセットしても充電される(写真=右)
photophoto SH-13Cのバッテリー容量は1230mAh。Qiに準拠していることを表すロゴ「Qi」を確認できる(写真=左)。バッテリーカバーにも「Qi」のロゴが見られる(写真=右)

 卓上ホルダに対応しておらず、充電をするたびに端子カバーを開けてケーブルを接続するタイプの機種だと、面倒でつい充電を忘れてしまうこともあるが、ワイヤレス充電ならそういったことも起きないだろう。また、自宅でケータイを使っていると、「どこに置いたか忘れてしまった」ということもありがちだが、SH-13Cをいつも充電台に置くようにしておけば、端末が行方不明になることも防げる。寝る前にケータイを使うことが多ければベッドサイド、ソファでくつろぎながら使うことが多ければテーブルなど、自分がよくケータイを使う場所にワイヤレスチャージャーを置くといいだろう。

photophotophoto ベッド周りやテーブルなど、決まったスペースにワイヤレスチャージャーを置いて端末を充電しておけば、スマートフォンが行方不明になることも防げる
photophoto ワイヤレスチャージャーをオフィスにも置いておけば、仕事でスマートフォン(SH-13C)を頻繁に使う場合でも安心だ

ワイヤレス充電の統一規格「Qi」に対応

 置くだけで充電できる便利なワイヤレス充電は、業界団体のWPC(ワイヤレスパワーコンソーシアム)で「Qi(チー)」という統一規格が決められている。SH-13Cと同梱されるワイヤレスチャージャーは、このQiに準拠しており、Qi規格対応の充電パッドであれば端末を乗せるだけで充電できる。

 ワイヤレスチャージャーとSH-13Cのバッテリーには、それぞれ送電コイルが搭載されている。この2つのコイルが合わさると、コイル間の電磁誘導で電流が流れ、それをSH-13Cのバッテリーパックに蓄電するという仕組みだ。

 Qiに対応した充電パッドにもさまざまなタイプがあるが、SH-13Cに同梱される「ワイヤレスチャージャー SH01」は「ムービングコイル方式」を採用している。端末が置かれるとワイヤレスチャージャーがそれを認識し、チャージャー内のコイルがSH-13Cのコイルの場所に自動で動いて充電を開始する。SH-13Cを置く場所は、ワイヤレスチャージャーに記された充電可能なエリア内ならどこでもよい。実際に充電してみると、コイルの動く音が聞こえてなかなか面白い。

photo ワイヤレスチャージャーにバッテリーバックだけ置いて充電することも可能

 SH-13Cではバッテリーパックにコイルが入っているので、ワイヤレスチャージャーにバッテリーパックだけを載せても充電できる。バッテリーパックを別途購入し、端末本体とは別に充電しておけば、予備のバッテリーとして使えて便利だ。ただし、同梱のワイヤレスチャージャーは、1度に1つのバッテリーしか充電できない。

 ただ、本体に付属するワイヤレスチャージャー以外でも、Qi準拠の充電パッドであれば利用できるので、バッテリー切れの心配をなくしたいなら、もう1台充電パッドを用意するのも手だ。自宅と職場にそれぞれワイヤレス充電器を用意して活用すれば、仕事中にバッテリー切れを心配する必要もなくなるだろう。ドコモではオプション品として同じワイヤレスチャージャー 01を販売しているので、それを新たに購入してもよい。

 なお、SH-13Cと異なり、ワイヤレスチャージャーは防水・防塵仕様に対応していないので、置き場所や濡れる危険には十分注意したい。

 ワイヤレス充電の利用スタイルは、自宅や職場などで、同梱またはオプション品のQi対応充電器を使うものに限られるが、将来的にはカフェ、ホテル、空港ラウンジ、映画館などにQi対応の充電器が設置され、ワイヤレス充電が社会インフラになる構想もある。実際、全日本空輸(ANA)、TOHOシネマズ、プロントコーポレーションが提供する一部店舗や拠点で、ワイヤレス充電が体験できるようになる予定だ(設置場所や時期は未定)。ワイヤレスチャージャーを持ち歩くことなく外出先で手軽に充電できるようになれば、私たちの生活はより便利なものに変わっていくだろう。

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アイティメディア営業企画/制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2011年8月28日