リアルタイム検索をオンにした状態での使用メモリを「Android System Info」を使ってチェックした。バックグラウンドでスキャンを手動実行しても、メモリ使用率はあまり変動しないため、常時、このくらいのメモリを使用すると考えて差し支えないだろう。
ウイルスバスター モバイル for Android β | カスペルスキーモバイルセキュリティ 9 | |
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メモリ使用料 | 約31.5Mバイト | 約24Mバイト |
ウイルスバスター モバイル for Android β、カスペルスキーモバイルセキュリティ 9とも、指定した番号からの着信をブロック、または指定した番号からの着信のみ受けるといった、着信のフィルタリングが可能。番号を指定することで、通話とSMSの両方をブロックすることができる。また特定のキーワードを含むSMSをブロックすることも可能。ウイルスバスター モバイル for Android βではさらにブロックしたSMSに、定型文を返信することもできる。
ウイルスバスター モバイル for Android βには、フィッシング対策として、安全でないWebサイトへのアクセスをブロックする機能が用意されている。PCブラウザのセキュリティ機能と同様に、判定レベルを低、中、高で指定でき、判定レベルが高くなるとアクセスできないサイトが増える。また未成年者に不適切なサイトへのアクセスをブロックできる、有害サイト規制も可能。最初にパスワードを設定し、規制をオンにすると、以降パスワードを入力しないと設定が変更できなくなる。
カスペルスキーモバイルセキュリティ 9には盗難対策として、リモートロック、リモートデータ削除、位置情報の取得を、SMS経由で指示できる機能が用意されている。またSIMカードが入れ替えられると端末をロック、指定した相手にSMSやメールで知らせることができる。
カスペルスキーモバイルセキュリティ 9ではさらに、特定の連絡先やその連絡先からの着信、SMSの履歴を保護するプライバシー保護機能を搭載。万が一スマートフォンを盗み見されたときにも、特定の相手とのやり取りをしっかりガードすることができる。SMSでコマンドを送信し、遠隔操作でプライバシー保護機能をオンにすることも可能。浮気性の人に特には心強い(!?)機能と言えそうだ。
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