ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズが8月10日、NTTドコモからAndroid 2.3搭載スマートフォン「Xperia ray」を8月27日から販売すると発表した。8月12日から全国のドコモショップで予約を受け付ける。
Xperia rayは、これまでのXperiaシリーズで人気を博したハイスペックを、幅約53ミリ、厚さ約9.4ミリのコンパクトなボディに凝縮したスマートフォン。6月22日にグローバル市場向けの製品がすでに発表されており、日本市場ではドコモから「Xperia ray SO-03C」としてリリースされる。グローバルモデルではBlack、Gold、White、Pinkの4色のカラーが用意されているが、日本市場にはGold、White、Pinkの3色を導入する。
改めてスペックをおさらいすると、CPUはQualcomm Snapdragon MSM8255 1GHzで、OSはAndroid 2.3を採用。下り最大14Mbps、上り最大5.7MbpsのFOMAハイスピードに対応する。ディスプレイは3.3インチと小さいが、解像度はフルワイドVGA(480×854ピクセル)となっており、Xperia arcなどと変わらない。カメラは有効約810万画素のCMOS(Exmor R for mobile)を搭載し、HD動画の撮影にも対応。高輝度・高コントラスト表示が可能な「Reality Display」、動画コンテンツを鮮やかに表示する「モバイルブラビアエンジン」などの機能も備える。コンパクトなボディながら、バッテリーは3.7V 1500mAhで、上位モデルと比較しても遜色ない。
Xperia arcやXperia acroなどと異なるのは、VGAサイズの写真を撮れるインカメラを搭載した点。日本語入力システムは「POBox Touch 4.3」となる。また新たにテザリング機能を提供する。ワンセグ、FeliCa、赤外線通信など日本向けの機能には非対応だ。またHDMI端子は非搭載となっている。
機種名 | Xperia ray SO-03C |
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サイズ(幅×高さ×厚さ) | 約53×111×9.4ミリ |
重さ | 約100グラム |
OS | Android 2.3 |
連続通話時間 | GSM:380分、3G:360分 |
連続待受時間 | GSM:290時間、3G:400時間 |
アウトカメラ | 有効約810万画素CMOS AF/顔認識、手ブレ補正対応 |
インカメラ | 有効約32万画素CMOS |
外部メモリ | microSDHC(最大32Gバイト) |
メインディスプレイ | 約3.3インチフルワイドVGA(480×854ピクセル)TFT液晶、1677万7216色 |
サブディスプレイ | − |
主な機能 | 無線LAN、Bluetooth、DLNA、GPS、PlayNow、Timescape、FMラジオ、TrackID、Microsoft Exchange ActiveSync、YouTube、Google Maps、WisePilot turn-by-turn navigation ほか |
ボディカラー | Gold、White、Pink |
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