女性目線で評価――スマホデビューにぴったりな1台「AQUOS PHONE f SH-13C」の実力(1/3 ページ)

ワイヤレス充電に対応したSH-13Cを使うことで、充電の手間は大幅に省かれるが、電話機としての使い勝手はどうか。数多くのスマートフォンを使ってきたブロガーのちえさんに「AQUOS PHONE f SH-13C」を試用してもらい、女性目線で使い勝手を評価してもらった。

» 2011年08月12日 09時30分 公開
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 スマートフォンブームが過熱する中、周囲の人から「どんなスマホがオススメ?」「スマホに乗り換えても大丈夫?」といった質問をされる読者も増えているのではないだろうか。最近は女性ユーザーが増えていることから、女性からスマートフォンについて相談される人も多いだろう。とはいえ、男性目線で説明するのはなかなか難しいもの……。

 そこで、デジタルガジェット好きで、早い時期からAndroid™ 搭載端末端末に接し、Windows PhoneやBlackBerryなど多くのスマートフォンを使ってきた女性ブロガーのちえさんに「AQUOS PHONE f SH-13C」を試用してもらい、女性目線で評価してもらった。SH-13Cの“電話機”としての使い勝手を確認するとともに、スマホデビューを考えている人に勧める際の参考にしてほしい。

photo シャープ製の「AQUOS PHONE f SH-13C」。ボディカラーはPINK、WHITE、BLACKの3色

ちえさんプロフィール

携帯電話と電子小物好きのブロガー。HT-03Aのモニターになったことをきっかけに、Android 搭載端末についての話題を数多く投稿し始める。Twitterでモバイル関係の知り合いが増えてくると同時に、BlackBerryやWindows Phoneにも手を広げ、現在はフィーチャーフォン(従来のケータイ)を含め、多くの端末を使いこなす。サイトは「ちえの気ままログ」(http://chi-ko0901.jugem.jp/


女性の手にぴったりのサイズ

photo ちえさん

―― 「AQUOS PHONE f SH-13C」ですが、使ってみた印象はいかがですか。

ちえさん このサイズは、大画面を求める人もコンパクトさを求める人にも満足できるサイズだな、という印象を持ちました。大画面で、ハイスペックで、サクサクで、という端末もいいんですけど、サイズがちょっと手に余ることが多いんですよね。女性が持つことを考えると、両手じゃないと操作できないサイズは、外出先では不便かなと思います。男性は手ぶらで歩くことが多いかもしれませんが、女性の場合、手ぶらはまずありえないので。電車でもそうですけど、携帯電話は片手で使わなくちゃいけない場面が多いので、片手でフリックもできるこのサイズはポイントが高いと思います。

―― 形やデザインはいかがですか?

ちえさん 部分部分で質感を変えていて「凝っているな〜」と思いました。PINKは、同じピンクでも3色使いで、正面はショッキングピンクですけど、蒸着で金属っぽいところもあるし、裏面は柔らかい感じ。サイドから見ると層状になっています。カラーごとで微妙な違いもあって、本当に凝っていますね。形はシンプルだけど、色やちょっとしたカットがさりげなくおしゃれです。

 また、全体的に丸みがあって引っかかりのないフォルムなので、カバンの中に入れるにはいいですね。カバンの内ポケットに入れても、角がないから滑らかにすっと出し入れできます。

photophoto 3.7インチのディスプレイを搭載し、幅60ミリの程よいサイズを実現している。異なる質感の塗装を組み合わせた、さりげなく凝ったカラーリングだ。「WHITEもサイドのシルバーの枠がアクセントになっていますし、BLACKの蒸着の部分は、よく見るとブルーなんですね。ただ、私の使ってきたシャープ製の歴代の端末は、蒸着の塗装がすぐにはげてしまったので、丈夫なことを祈っています」(ちえさん)

―― 正面の3つのキーについては、どう思いますか。押しやすいですか?

ちえさん フラットだからしっかり押さなくちゃいけませんが、本体サイズが小さめなので指は楽に届きます。個人的には、キーは広いより厚さがある方が押しやすいと思いますけど。

―― サイズが大きいよりは、ピンポイントで押せる方がいいと。

ちえさん そうですね。厚さがあると指の腹で押せますし、爪を気にせずしっかり押せるのは、細くても厚さがあるキーだと思います。あと、ホームキーでスリープを解除できるのは便利ですね。電源ボタンだけだと、押しにくい場所にあると面倒なんですよ。地味だけどうれしい部分です。

マナーモードのオン/オフがしやすい

ちえさん 前からシャープ製の他の機種でも入っていた機能だと思いますが、音量ダウンキーの長押しでマナーモードになるのが便利ですね。こういうさりげなさが好きなんです。

―― マナーキーになることを知らない人が意外に多いですよね。

ちえさん 細かい情報なので私も最近まで知らなくて、こういうTIPSをもっと知る機会があればいいなと思います。

photo 本体右側面の電源キーとホームボタンを同時にプッシュすると、表示されている画面がmicroSDの「screen shot」フォルダに保存される

―― スクリーンショットが撮れることも、知らない人が多いですね。

ちえさん SH-13Cはスクリーンショットが撮れますね。女性だったら、Webのショッピングサイトやレシピをメモするのに便利なので、覚えておくといいと思います。経路検索の結果もスクリーンショットで保存しておくと、何度も検索せずに済みます。

 あと、この薄さで、3.5ミリのオーディオジャックがちゃんとあるのはうれしい。変換アダプターを使うのは「ちょっとないかな」と思っているので。オーディオプレーヤーも兼ねて使う人にとっては、気軽に挿せていいと思います。しかも、フタがなくても大丈夫ということは、防水加工されているんですね。フタを開け閉めするのはけっこう煩わしいし、auの「IS05」のような取り外せるフタだと、なくしてしまいそうだと常々思っていたので、私はSH-13Cのようにフタが付いていない方がうれしいです。

photophoto 本体右側面にある音量キー(写真=左)。ロック解除画面などでDOWN(下)キーを長押しするとマナーモードのオン/オフが行える。「正面のキーはLYNX 3D SH-03Cなどの4つから3つに変わって、検索キーがサイドに移動していますけど、このキーがちょっと小さいかな。デザインに合わせるために、この細さなのかな、とは思いますけど」(ちえさん)。先端部には3.5ミリのイヤフォンジャックがあり、市販のイヤフォンを利用できる(写真=右)

カメラのシャッターキーが欲しい

ちえさん 残念だったのはカメラのシャッターキーがないこと。横撮りをしたい形だし、ブログ用に写真を撮るときは、やっぱり物理キーで写真を撮れた方がいいと思いました。カメラの起動中は検索キーをシャッターにできるような作り込みがあれば、もっと面白かったかなと思います。

―― やっぱりカメラ機能は重視しますか?

ちえさん カメラは大事ですね。カメラの画質だけで携帯電話を選ぶ人がいるくらいですから。SH-13Cの場合は、ハードキーのシャッターがないので、どうしてもピントが合わせにくい気がします。タッチでシャッターを切ると、写真がブレやすいんですよね。

 あと、ストラップホールはここじゃない方がいいです。

―― 取り付けるときはカバーを外す必要がありますね。爪が長い人だとカバーを外すのが面倒でしょうか。

ちえさん そうですね。でも、フタが丈夫な感じで、比較的外しやすいですよ。ちなみに、ワイヤレス充電だからバッテリーがこんなに大きいんですか。

―― 確かにワイヤレス充電規格のQi対応なので、コイルを入れた分、ちょっと大きくなっているのかもしれません。

ちえさん IS05と容量は同じ1230mAhですけど、サイズが大きいですよね。ワイヤレス充電に関しては、クレードルやケーブルを挿すよりは置いた方が楽だなと思ったんですけど、置き方が悪くてうっかり充電エリアから外れて、起きたときに充電されていなかったら切ないですね。置き場所を考えて、寝返りを打ったときに当たらないようにしないと(笑)

photophoto カメラは800万画素CMOS。画面のカメラアイコンをタッチするとシャッターが切れる(写真=左)。ワンタッチシャッターをオンにすると、タッチした場所にピントが合ってすぐにシャッターが切れる(写真=右)
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アイティメディア営業企画/制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2011年8月28日