「INFOBAR A01」には、初期状態で独自の「iida UI」を採用した「iida Home」と、通常のAndroidのホーム画面に近い「widget Home」の2つのホーム画面がある。
iida Homeには、アプリのショートカットアイコンやiida Homeに対応したウィジェットが、大小の四角い「パネル」となってタイル状に配置されている。パネルはジャンル別に「セクションバー」で区切られているが、好みで移動したり追加・削除したりできる。現在、iida HomeにAndroid マーケットからダウンロードした一般的なアプリのウィジェットを置くことはできないが、Facebookからのお知らせやメッセージの数を確認できる「Facebook Check」などのウィジェットがプリセットされている。 このiida Home画面はWebサイトのように縦長の作りになっており、縦スクロールで移動するので片手でも操作しやすい。
セクションバーを長押しするとバーの一覧が表示され、そのまま好みのバーにドラッグして指を離すと、そのバーの位置までスクロールする。このセクションバーも自分で新たに作成、削除できる。
一方、iida Homeを右にフリックすると出現するwidget Homeには、Android マーケットなどでダウンロードしたアプリのウィジェットを貼り付けられる。通常のAndroid端末と同様に壁紙の変更も可能だ。こちらも縦スクロールで移動するがページ単位になっていて、トータルで5ページ用意されている。ページ数は増やすことができないので、ウィジェットをたくさん貼り付けたいという場合には少々物足りないかもしれない。
ただし、Android マーケットからホーム画面アプリをダウンロードして利用することはできる。ウィジェットをバリバリ使いたいなら検討の価値があるだろう。
iida Homeの画面を長押し、またはiida Homeが表示されている画面でMENUキーを押すとiida Homeの編集画面になり、パネルを追加・移動したり、セクションバーを新設したりしてiida Homeを使いやすくカスタマイズできる。また、パネルの色(テーマ)を変更することも可能だ。テーマは6種類がプリセットされている。さらに、新しいテーマを作るプロジェクトが展開されており、制作されたテーマはau one Marketで配信される予定だ。
iida Homeには最大240個のパネルを貼り付けられる。アプリのショートカットはもちろん、写真をさまざまなサイズで配置できるのが特徴だ。「Facebook Check」や「Weather」など、パネルのサイズを変更できるアプリもあり、大きなサイズにすると確認できる情報量が多くなる。
追加されたパネルはiida Homeの一番下に出現し、そこから好みの場所に移動することになる。INFOBAR A01には、一般的なAndroid端末にあるようなアプリ一覧画面がなく、アプリをインストールした場合もiida Homeの一番下にアイコンが出現する。よく使うアプリやウィジェットを上部に配置しておけばアクセスしやすく、気に入った写真や画像を配置してデザインを楽しむこともできる。
iidaのFacebookページ「INFOBAR STYLE Vol.4」(外部リンク)には、iida Homeのカスタマイズ作例集が公開されている。参考になるアイデアが満載の力作ぞろいだ。
以下でパネルの操作手順を紹介するので、参考にしてほしい。
パネルの追加
パネルの移動/削除
パネルの表示を変更
パネルの色(テーマ)の変更
iida Homeをジャンルごとに区切っているセクションバー。iida Homeを長押しすると表示される管理画面では、セクションバーを追加できる三角形のアイコンが画面左端に表示される。このアイコンを画面右端までスライドさせるとセクションバーを追加でき、タイトルも自分で設定できる。分かりやすいタイトルにしてパネルを分類するとアプリを素早く探すことができ、画面をスパッと区切っていくような操作も直感的でわかりやすい。なお、初期状態で用意されているセクションバーも、この状態でタップするとタイトルを編集できる。
一方、画面右端にある三角形はセクションバー削除キーだ。このキーを画面左端までスライドさせると、セクションバーを削除できる。
初期状態(右の写真を参照)では「Tools」「Communication」「Google」などのセクションバーが用意されていて、そのタイトルに合ったアプリのパネルが並ぶ。セクションバーの右端にある白い矢印アイコンをタップすると、セクションを開閉できる。
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