HTC EVOにデュアルコアCPUと3Dカメラを搭載――「HTC EVO 3D ISW12HT」+WiMAX対応

» 2011年09月26日 10時00分 公開
[平賀洋一,ITmedia]

 HTC製の「HTC EVO 3D ISW12HT」(以下、EVO 3D)は、auから2月に登場した「HTC EVO WiMAX ISW11HT」(以下、EVO)の後継モデル。その名の通り、有効500万画素CMOSカメラを背面に2基搭載しており、3Dで画像や動画を撮影できる。

photophoto 「HTC EVO WiMAX ISW11HT」

 プロセッサもデュアルコアになり、EVOと比較してブラウザの処理速度で約1.5倍、アプリの起動時間では約2倍のスピードアップを実現。WiMAXの高速通信と合わせて、ハイレスポンスな処理速度を堪能できる。もちろん、WiMAX/3Gどちらのネットワークでもテザリングが可能だ。

 タッチパネルのサイズは4.3インチとEVOから変わっていないが、裸眼3D表示に対応し、解像度もEVOのワイドVGA表示からQHD(540×960ピクセル)表示に向上。2Dモードではより高精細な表示が行える。また130万画素のインカメラも備え、自分撮りやビデオチャットなども楽しめる。

 HTC独自のホーム画面「HTC Sens」も進化し、ロック解除と同時にアプリを起動するスマートロックや、ロック中でも写真のスライドショーを表示できる機能など、使いやすさが向上した。またEVO 3Dは、HTCの動画配信サービス「HTC Watch」にも対応し、ハリウッド作品を中心とした映画や海外ドラマのダウンロードが可能になった。映像コンテンツは薄型テレビなどにもHDMI経由で出力でき、リビングでも楽しめる。

 そのほか、Eメール(〜@ezweb.ne.jp)とCメール、デコレーションメール、緊急地震速報、グローバルパスポートCDMAなどのauサービスに対応する。ボディカラーはブラックのみ。

「HTC EVO 3D ISW12HT」の主な仕様
機種名 HTC EVO 3D ISW12HT
OS Android 2.3.4
CPU Qualcomm Snapdragon MSM8660 1.2GHz
サイズ(幅×高さ×厚さ) 約65×126×13.5ミリ(最薄部12.3ミリ)
重さ 約171グラム
連続通話時間 約450分
連続待受時間 約320時間
メインカメラ 有効約500万画素CMOS×2
インカメラ 有効約130万画素CMOS
外部メモリ microSDHC(最大32Gバイト)
ディスプレイ 約4.3インチQHD(540×960ピクセル)TFT液晶
ボディカラー ブラック
無線LAN IEEE802.11b/g/n
Bluetooth 3.0+EDR
外部インタフェース microUSB
主なサービス・機能 +WiMAX、テザリング、Eメール(〜@ezweb.ne.jp)、Cメール、デコレーションメール、緊急地震速報、グローバルパスポートCDMA、GPS、HTC Sense、HTC Watch、HDMI出力、DLNA ほか
発売日 10月上旬以降

新機種はいつ発売?と思ったら→「携帯データBOX」
  • 各キャリアの「新機種発売日情報」
  • 未発表の端末情報をお届けする「JATE通過情報」
  • 新機種の売れ筋が分かる「携帯販売ランキング」

携帯データBOXそのほか、各端末情報が一望できる“機種別記事一覧”が新登場〜いますぐパワーアップした携帯データBOXをチェック!
携帯データBOXは、ITmediaモバイルトップページのメニューバー右側からもアクセスできます。


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2024年