シャープ製の「AQUOS PHONE slider SH-02D」は、同社のドコモ向けAndroidスマートフォンとしては初めて、スライド式のダイヤルキーを搭載したモデル。ケータイに近い操作感を実現したスマートフォンで、iモードケータイからの乗り換えやすさが訴求ポイントの1つとなっている。
ボディは防水スマートフォン「AQUOS PHONE f SH-13C」がスライドスタイルに進化したようなイメージだ。閉じた状態ではタッチパネルと3つのタッチセンサー(MENU、ホーム、戻る)による操作が可能。スライドさせると十字キーや発話キー、終話キーなどを備えたダイヤルキーが現れ、ケータイに近い感覚で文字の入力やダイヤル発信ができる。十字キーで画面上のカーソルを動かすこともできる。スライドを開いた状態でもタッチパネルは有効で、ダイヤルキーとタッチパネルを必要に応じて好きなように利用できる。文字入力はダイヤルキーに加えてフリック入力やQWERTY入力に対応している。
女性ユーザーを意識した小柄なボディには、3.7インチの液晶ディスプレイを搭載。とはいえ画面解像度はQHD(540×960ピクセル)と精細で、Google マップやWebページの小さな文字もくっきりと表示できる。カメラは800万画素CMOSで、顔認識や個人検出、ペット検出などをサポート。HD動画の撮影機能も備える。
また、ワイヤレス充電の国際標準規格「Qi(チー)」に対応しており、ドコモが推進している「おくだけ充電」が利用可能。Qiに対応したワイヤレスチャジャーの上にSH-02Dを置くだけで簡単に充電できる。防水性能はIPX5/7に準拠。IP5Xの防塵性能も備える。Wi-Fiテザリングもサポートしており、最大5台のWi-Fi対応機器が接続可能だ。おサイフケータイやワンセグ、赤外線通信機能などケータイと同様の機能も提供する。
機種名 | AQUOS PHONE slider SH-02D |
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OS | Android 2.3 |
CPU | Qualcomm Snapdragon MSM8255 1GHz |
サイズ(幅×高さ×厚さ) | 約57×121×14.5ミリ |
重さ | 約155グラム |
連続通話時間 | 3G:約290分、GSM:320分 |
連続待受時間 | 3G:約520時間、GSM:約420時間 |
アウトカメラ | 有効約800万画素CMOS(AF対応) |
インカメラ | − |
外部メモリ | microSDHC(最大32Gバイト) |
ディスプレイ | 約3.7インチQHD(540×960ピクセル)NewモバイルASV液晶 26万色 |
ボディカラー | Gold、White |
主なサービス・機能 | 赤外線通信、Bluetooth 3.0+EDR、IEEE802.11b/g/n、HSDPA(14Mbps)/HSUPA(5.7Mbps)、Wi-Fiテザリング、spモード、デコメール、緊急地震速報、WORLD WING、GPS、DLNA ほか |
発売日 | 2011年12月発売予定 |
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