ソフトバンクモバイルが発表したシャープ製の「AQUOS PHONE THE HYBRID 101SH」は、従来のフィーチャーフォンのようなスライド式のダイヤルキーを持つAndroidスマートフォンだ。
製品名にある“THE HYBRID”とはスマートフォンとフィーチャーフォンの融合を示すもので、ソフトバンクモバイルはダイヤルキー付きのAndroidスマートフォン「AQUOS PHONE THE HYBRID 007SH」を2011年夏に発売。この101SHは2機種目のTHE HYBRIDシリーズに数えられている。また101SHは、ソフトバンク回線を用いるディズニーモバイルの「DM011SH」とも共通点が多い。
現在のスマートフォンは全面タッチパネルの操作が全盛だが、シャープは007SHと101SHだけでなく、auの2011年夏モデル「AQUOS PHONE IS11SH」やNTTドコモの2011年度冬春モデル「AQUOS PHONE slider SH-02D」など、ダイヤルキー付きのAndroidスマートフォンを幅広く展開している。さらにさかのぼればウィルコムに「HYBRID W-ZERO3」を供給していたので、シャープはダイヤルキー付きスマホのリーディングカンパニーといえるだろう(たぶん……)。
さて、Androidにダイヤルキーを搭載するのは、フィーチャーフォンからの乗り換えユーザーや女性ユーザーを意識している面が強い。そのため101SHはデザインやカラーバリーションなど、かなりの部分で女性を意識した作りになっている。例えば閉じた状態のボディサイズは、53(幅)×112(高さ)×15.5(厚さ)ミリと、スマートフォンとしては比較的小柄。ただし、搭載ディスプレイも約3.4インチフルワイドVGA(480×854ピクセル)と、スマートフォンとしては小さめ。ボディは防水・防塵仕様で、カラーバリエーションはビビットピンク、ターコイズというポップ系統と、ネイビーブラック、ホワイトのベーシックな4色をそろえた。
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