写真で解説する「AQUOS PHONE slider SH-02D」(1/2 ページ)

» 2011年11月16日 23時05分 公開
[平賀洋一,ITmedia]

 NTTドコモのシャープ製Androidスマートフォン「AQUOS PHONE slider SH-02D」は、“slider”という名の通り、スライド式のダイヤルキーを搭載したモデルだ。

 スライド式ダイヤルキーを持つシャープのAndroidスマートフォンといえば、KDDI向けの「AQUOS PHONE IS11SH」(20111年春モデル)とソフトバンクモバイル向けの「AQUOS PHONE THE HYBRID 101SH」などが発表されているが、ドコモ向けはSH-02Dが初。ドコモにとっても、スライド式ダイヤルキーのAndroidスマートフォンの製品化は初めて(Windows mobileならF1100HT1100がある)。

photophotophoto AQUOS PHONE slider SH-02D。ボディカラーはGoldとWhiteの2色

 さて、このSH-02Dは、メインディスプレイに約3.7インチのQHD(540×960ピクセル)表示NewモバイルASV液晶を採用し、ボディはIPX5/7準拠の防水仕様。また、ワイヤレス充電規格の「Qi」に準拠した“おくだけ充電”に対応するなど、ドコモの2011年夏モデルである「AQUOS PHONE f SH-13C」との共通点が多い。ダイヤルキーがあるせいか、サイズはSH-02Dのほうが高さで3ミリ、厚さでは3〜3.5ミリ増えている。また重さは34グラム増えた。なお、SH-13Cと比べて幅は3ミリ細くなっている。またスペック面で違うのは、SH-02Dにはワンセグが追加されており、DTCP-IPにも対応。ボディは防水性能のほか、IP5X準拠の防塵性能も備えている。逆に、SH-13Cにあった3.5ミリのイヤフォンジャックが省略されている。

 カメラはオートフォーカス対応の有効約800万画素CMOSで、スペック上はSH-13Cと変更はない。撮影機能は従来からあった「個人検出」に加えて、猫の顔を自動的にフォーカスする「ペット検出」が追加された。HD画質の動画撮影も可能だ。

photophotophoto AQUOS PHONE slider SH-02Dの正面(写真=左。メニュー/ホーム/戻るキーはセンサー式。ダイヤルキーの発話キー/終話キーはソフトキーの真ん中と、ちょっと変則的な場所にある(写真=中央)。端末の背面(写真=右)。バッテリーカバーは全面式ではなく、背面の3分の2くらいまでのもの。カメラ部は上端ギリギリまで寄せられている。フォトライトは見当たらない

photophoto 端末の左側面(写真=左)と右側面(写真=右)。左側面にはmicroSDスロットとMicro USB端子があり、ポートカバーはそれぞれ独立している。右側面にはストラップホールとワンセグ用アンテナ、電源キーとボリュームキーがある

photophoto 端末の上面(写真=左)と底面(写真=右)。上面にはストラップホールの片方がある。底面にある穴は通話用のマイク

photophotophoto SH-02D(写真内左側)とSH-13Cの比較。ダイヤルキーの有無はもちろん、細かいディティールなどは違うが、幅と高さのサイズ感や、直線を使ったシンプルでフラットなdフォルムなどが共通している。

photophoto SH-02D(写真内左側)とSH-13Cの厚さの比較。ダイヤルキーが増えたものの、厚さはわずか3ミリ程度の増加にとどまった。側面にメタリック調のラインを入れるなど、デザイン上の共通点も見受けられる

photophoto ワンセグアンテナを引き出したところ

photophoto バッテリー容量は1370mAhで、連続待受時間は3Gが約520時間、GSMが約420時間。連続通話時間は3Gが約290分、GSMが約320分(写真=右)。SH-13Cと同じく、おくだけ充電に対応している(写真=右)

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