テンキーは電話番号の打ち込みが簡単。スムーズにダイヤルできます(20代/女性)。
テンキーはメールの文字入力でメリットが語られることが多いが、実は電話機能が非常に使いやすい。ケータイでは当たり前すぎて気が付かなかった部分だ。フルタッチのスマートフォンの場合、電話自体が1つのアプリなので、通常、電話をかける際はアイコンをタップして電話アプリを起動し、ダイヤルキー画面を表示させて、やっと番号を入力できる。
その点、テンキー付きのスマートフォンは、ケータイと同じようにダイヤルが可能だ。IS14SHの場合はスライドオープンして直接テンキーで電話番号を入力し、発話キーをプッシュすればいい。また、着信履歴は十字キーの左キー、アドレス帳は右キーで表示できる。フルタッチのスマホの場合、これらをワンタッチで表示させるにはショートカットを配置するなどの工夫が必要になる。
発話・終話キーがあるのも大きなポイントだ。電話の着信を受けると、フルタッチの場合は画面上の操作で通話・終話するが、きちんとタッチしなかったり、タッチパネルの反応が悪かったりすると、なかなか電話を取れない。また、終話時にディスプレイのバックライトが復帰せず、スムーズに通話を終えられないこともある。特に冬場は手袋をしているので、画面にすぐにタッチできない。最近はタッチパネル対応の手袋も出回っているが、まだ種類が限られるし、やはり若干反応が悪くなる。物理キーによってワンタッチで発話・終話ができるのは思いのほか快適だと気付かされる。
IS14SHはスライド端末ならではのスライドオープン通話/クローズ終話に対応している点も魅力。この設定をオンにすることで、着信中にスライドを開くと通話を開始し、クローズすると通話を終了でき、通話と終話がさらにスムーズになる。
フルタッチのスマホ、通話中のキー操作が分かりません……(30代/男性)。
留守番電話サービスのメッセージを聞いたり消去したりするときのダイヤルキー操作が分からなかった――スマートフォンの使い始めによくある失敗談だ。フルタッチスマートフォンの場合、通話中に操作するダイヤルキーを別途表示させる必要があるが、その表示方法が分かりにくい。落ち着いて見ると、それらしきマークもあるのだが、通話中だと急がなくてはという意識があるので見落としがちなのだ。
テンキーがあれば、そんな失敗はない。ケータイのときと同じように、いつものテンキーをプッシュすればよい。
ケータイのショートカットキーが便利でした(20代/男性)。
フルタッチスマートフォンでは、ホーム画面にショートカットアイコンやウィジェットを置いてカスタマイズできる。便利な機能だが、アプリが増えてくると1画面に収まらず、即起動とはいかなくなる。
IS14SHは、ケータイで好評だったショートカットを採用。キーによく使う機能を割り当てて、自分が使いやすいようにカスタマイズできる。十字キーの左右と下キー、メールキー、ブラウザキーには、短押し・長押しにそれぞれ好みの機能を割り当てて、ダイレクトに起動できる。
また、ダイヤルキーを長押しすることで、アドレス帳を呼び出すこともできる。「1」は「あ」行、「2」なら「か」行というように、それぞれの数字に対応したアドレス帳の行頭を呼び出せる。
以上、スマートフォンに搭載されたテンキーの便利な使い勝手を紹介してきた。ケータイを使っている人にはピンとこないもしれないが、スマートフォンを使ったことのある人なら、思い当たることもあるはずだ。もちろん、テンキーが搭載されていてもフルタッチのスマートフォンとして利用できるし、写真やマップの拡大のように、タッチ操作の方が素早くできるものもある。IS14SHはフルタッチとキー操作両方のいいとこ取りをした、ワンランク上の使い勝手を実現した新しいスマートフォンといえる。
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