NTTドコモは1月25日、Xi対応のモバイルWi-Fiルーター「BF-01D」とUSB接続型のデータ端末「L-03D」を発表した。どちらも3月の発売を予定している。
バッファロー製のBF-01Dは、もともと「BF-01C」として2011年5月に発表された製品。当初は同年7〜8月の発売を予定していたが、10月発売に延期され、さらに「十分な品質を担保するため」(ドコモ)として発売時期が未定になっていた。
BF-01Dでは型番の変更とともにスペックも変わり、LTE利用時の最大通信速度が下り75Mbps/上り12.5Mbpsにアップ(BF-01Cは下り最大37.5Mbps/上り最大12.5Mbps)。またFOMAの通信速度も、下り最大14Mbps(BF-01Cは下り最大7.5Mbps)へと改善された。なお、FOMAの上り最大速度は5.7Mbpsで変更はない。
また、同時接続できるWi-Fi機器の数も6台から12台に倍増。本体はやや大きく、重くなり、デザインも一部変わった。そのほか、XiとFOMAに加えて、Wi-Fiや有線LANの4つのネットワークに対応する点や、内蔵ストレージ(16Gバイト)を使ったNAS機能の提供などに変更はない。
L-03Dは、LGエレクトロニクス製のデータ端末。Xiエリアでは下り最大75Mbps/上り最大12.5Mbpsの高速通信が行え、それ以外でも下り最大14Mbps/上り最大最大7.5MbpsのFOMA通信が利用できる。本体に収納できるUSBコネクタは回転式で、PCのUSBポートの合わせて自由に向きを変えられる。また、事前にPCへドライバをインストールしなくても使えるゼロインストールに対応した。ボディカラーはブラック、ホワイト、ピンクの3色を用意する。
製品名 | BF-01D | BF-01C(参考) |
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サイズ(幅×高さ×厚さ) | 約108×68×21.4ミリ | 約95×64.4×17.4ミリ |
重さ | 約190グラム | 約130グラム |
インタフェース | Ethernet端子(クレードルに搭載)、Mini USB(USB1.1/2.0) | |
通信方式(ネットワーク側) | Xi:LTE、3G:W-CDMA/HSPA(FOMAプラスエリア対応)、無線LAN:IEEE802.11 a/b/g/n、有線:IEEE802.3u(100BASE-TX)、IEEE802.3(10BASE-T) | |
最大通信速度(Xi) | 下り最大75Mbps/上り最大25Mbps | 下り最大37.5Mbps/上り最大12.5Mbps(一部屋内エリアは下り最大75Mbps/上り最大25Mbps) |
最大通信速度(FOMA) | 下り最大14Mbps/上り最大5.7Mbps | 下り最大7.2Mbps/上り最大5.7Mbps |
端末同時接続数 | 12台 | 6台 |
連続待受時間 | 約30時間 | |
連続通信時間 | 3G:約5.5時間、LTE:約4時間 | 3G:約6時間、LTE:約4時間 |
カラー | ホワイト | |
発売日 | 2012年3月予定 | 2011年7月〜8月予定 |
※BF-01Cのスペックは発表時点のもの |
機種名 | L-03D |
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サイズ(幅×高さ×厚さ) | 約34×92×12.4ミリ |
重さ | 約45グラム |
ディスプレイ | − |
対応通信方式 | LTE、FOMAハイスピード(プラスエリア対応) |
最大通信速度(Xi) | 下り最大75Mbps/上り最大25Mbps |
最大通信速度(FOMA) | 下り最大14Mbps/上り最大5.7Mbps |
Wi-Fi | − |
海外対応 | WORLDWING(3G)、GPRS |
対応OS | Windows 7(32ビット版/64ビット版)SP1以降、Windows Vista(32ビット版/64ビット版)SP2以降、Windows XP Professional SP3以降、Mac OS X 10.6.8/10.7.2(32ビット/64ビット版) |
カラー | ブラック、ホワイト、ピンク |
発売 | 3月予定 |
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