ZTEは、スペイン・バルセロナで行われる「Mobile World Congress 2012」において、新型スマートフォンなど8機種を発表すると表明した。LTEやクアッドコアに対応したAndroidスマートフォン、Windows Phoneの新モデルなどが含まれている。
LTEスマホについては、Android 4.0を搭載し1.2GHzと1.5GHzのプロセッサを採用した「PF200」と「N910」の2機種が明らかになっている。
PF200は、4.3インチのQHD表示ディスプレイを備えたモデル。800万画素のアウトカメラに加え、1080pのHD動画も撮影できるインカメラを備えた。対応する通信方式はLTE/UMTS/GSM。DLNAやMHL(、Mobile High-definition Link:モバイル・ハイデフニション・リンク)など、宅内LANやデジタル家電との連携機能も備え、NFCにも対応する。
N910は、LTE(FDD)/CDMA/EVDOをサポートする端末。WVGA(800×480ピクセル)サイズのディスプレイを備え、AF対応の500万画素アウトカメラとHDサイズ(1080p)の動画撮影が可能なインカメラを搭載する。2機種の詳細なスペックについては、MWC2012の会場で正式に発表される。
このほか、HSPA+に対応したNVIDIA製チップセット「Icera450」とアプリケーションプロセッサのTegra 2を搭載した新端末「Mimosa X」も発表される。Icera450とTegra 2と搭載するスマートフォンはMimosa Xが世界初だという。OSにはAndroid 4.0を採用し、QHD(960×540ピクセル)表示のタッチパネルを搭載した。アウトカメラはAF対応の500万画素オートフォーカスカメラで、前面にはテレビ通話用の30万画素カメラを装備している。
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