NTTドコモのSamsung電子製「GALAXY Note SC-05D」は、5.3インチのタッチパネルディスプレイを搭載したAndroid端末だ。スマートフォンよりも大きなディスプレイを搭載することで一度に確認できる情報量をアップさせる一方、ボディサイズはタブレットよりも小ぶりにすることで、携行性も保っている。ドコモでは本機をNEXTシリーズのスマートフォンにラインアップしており、音声通話も行える。
気になるボディの大きさは、約83(幅)×147(高さ)×9.7(厚さ)ミリ。数字で見るとかなり大きく感じるが、実物を手にすると幅は片手でもしっかりと保持できるサイズでスリムなデザインのせいか、手に余すという感覚はない。またボディの角を丸めたラウンドフォルムを採用したことで手のひらへの収まりがよく、ポケットへの出し入れや机の上から取り上げる際も、持ちやすく感じた。
重さは約184グラムと、4インチ台のスマートフォンから比べるとそれなりに重量級。とはいえ7インチ以上のタブレット機より軽く、片手でも楽々と扱える。スマトートフォンと比較するとボディが一回りから二回り大きくなっているので、見た目ほどは重たくはない。
5.3インチディスプレイには、Samsung電子の有機EL「HD Super AMOLED」を採用。解像度はWXGA(1280×800ピクセル)表示と、ノートPC並の領域を誇る。この有機ELについてSamsung電子は、一般的な液晶パネルと比較して応答速度が約2500倍あるほか、色再現率はデジタル放送の110%、コントラスト比は150000:1であるとしている。確かに応答速度の速さはちょっと使うだけでも実感でき、大画面・高解像度でもキビキビと動く印象だ。
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