NTTドコモのSamsung電子製Android「GALAXY Note SC-05D」は、タッチパネルに5.3インチのWXGA(1280×800ピクセル)表示の有機ELを搭載している。ボディとディスプレイがほかのスマートフォンと比べて一回り(二回り?)大きいため、1画面で表示できる情報量が多いのが特徴だ。
高解像度化というより大画面化の恩恵を受けているのが、GALAXY Noteのブラウザ。PC向けWebページ全体を表示した場合、ほかのスマートフォンでは文字が読めなくなるケースも多いが、GALAXY Noteでは文字を読むことができる。4インチワイドVGA(480×800ピクセル)有機ELを搭載した「GALAXY S SC-02B」、3.7インチQHD(540×960ピクセル)液晶の「AQUOS Phone f SH-13C」、4.3インチHD(720×1280ピクセル)液晶の「ARROWS Z ISW11F」と並べてITmedia +D Mobileのトップを表示(表示倍率は標準または中、ページの自動調整はオフ)してみたので、写真で確認していただきたい。
またカメラも大画面で使えるため何かと快適だ。メインカメラの撮像素子は有効800万画素のCMOSで最大撮影サイズは3264×2448ピクセル。AF/手ブレ補正に対応しフォトカメラはフラッシュとしても動作。また動画では1980×1080ピクセルのフルHD動画も撮影可能だ。インカメラは有効196万画素CMOSで、静止画なら1600×1200ピクセル、動画なら640×480ピクセルのサイズで撮影できる。
グローバルモデルのGALAXY Noteだが、ドコモ向けはワンセグに対応。データ放送の受信や字幕表示、副音声に対応しているほか、フレーム補完や疑似5.1chサラウンドモード、そして録画機能を備えた。外部アプリのGガイド番組表と連携することで、録画や視聴の予約も可能だ。ただワンセグのため、縦画面ならちょうど良いが、横画面の全体表示になるとさずがにアラが目立った。
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