Evernoteは、バージョンアップしたAndroid向けアプリ「Evernote 4.0 for Android」をリリースした。
今回のアップデートでは、アプリの画面すべてを一新。速度の向上や、より直感的な操作を可能とした。ホーム画面では、ノート作成オプション、ノートブックやタグ、場所情報に移動できるボタンを一体化しており、右にスワイプまたは象アイコンをタップすればすぐに戻ってこられるという。
ノートとノートブックリストもリデザインしており、自分で作成したノートブックと共有したノートブックをまとめて表示。探している情報が見つけやすくなり、コンテンツのブラウズも容易となった。
画面下部にはアクションバーが追加され、ノート閲覧中は編集・共有が可能。タグの追加、ノートリストでは新しいノートを開いたりノート内の検索・並べ替えなど、開いている画面に関連したオプションが簡単に利用できる。
さらにノートを開いている時は、スクロールをはじめすべてのナビゲーションが消え、全画面にノートを表示。画面をタップすれば編集や共有、ノートリストに戻ることも可能となっている。スワイプ操作も強化され、横方向にスワイプすればカテゴリーからカテゴリーへ移動でき、ホーム画面で左にスワイプするとノートリストに移動可能だ。ホーム画面に戻りたい場合は右にスワイプする。
「位置情報サービス」をオンにして利用していれば作成したノートに位置情報が割り当てられ、場所画面では作成場所にノートが表示されるようになった。また、アクションバーの地図アイコンをタップするとノートを地図上に表示することもできる。
新機能として、ホーム画面左上にあるユーザー名をタップすると、月間アップロードの残量をはじめ、いくつかの設定へアクセスが可能に。このほか、無料ユーザーのアイコンはシンプルな表示、プレミアムユーザーはエンブレム状のアイコンと、一目で分かるようになった。
そのほか、ドコモユーザー向けにビデオノート作成機能が新しく追加されており、アイコンをクリックすると新しいノートとビデオカメラ撮影画面を表示。画面右下のタイマーでの時間表示をタップすれば、ビデオの画質と録画時間を変更できる。録画時間は画質により異なるが、最長で8分ほど。
この機能はプレミアムユーザーにのみ提供していたが、ドコモのAndroidスマートフォンのユーザーになると1年間は無償でプレミアにアップグレードできることとなった。対応機種はAndroid 2.3以降で、カメラを内蔵したスマートフォン。
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