那覇バスが「iD」決済に対応――路線バスへのiD導入は国内初

» 2012年05月18日 16時33分 公開
[平賀洋一,ITmedia]

 第一交通産業グループの那覇バスは5月18日、同社が運行する路線バス内での決済方法に、NTTドコモの「iD」を追加すると発表した。路線バスが車内の運賃支払いにiDを導入するのは全国で初めて。

photo 那覇バスでの「iD」利用イメージ

 5月19日から、那覇バスの市内線約80台でiDが利用できる。これまで那覇バスの運賃は、定期券・回数券のほか現金で支払われていたが、iD決済の導入で、支払方法の多様化に対応、スムーズな乗車の促進も見込めるという。

 iD対応のリーダ/ライター導入と売上データの送信は、モバイルクリエイトが担当する。第一交通産業は2008年4月から、福岡県、熊本県、鹿児島県のタクシー車両にiDを順次導入しており、現在約1400台の同社タクシーでiDが利用できる。

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