Mobile：DDIポケット，CF型AirH"端末を展示

パケット通信を使って定額インターネット接続を打ち出したDDIポケットが元気だ。今回のビジネスシヨウでは，128Kbps対応端末まで参考出展している。

【国内記事】

2001年5月22日更新

　DDIポケットは5月22日から東京・ビックサイトで開催されている「ビジネスシヨウ 2001 TOKYO」にて，TDK製のコンパクトフラッシュ型AirH"端末「AirH" Card petit」を展示した。秋にサービス開始を予定している128Kbpsパケット通信端末も参考出展している。

発売されたばかりの日通工製端末「C@rdH" 64 petit」（左）と，TDK製のAirH" Card petit

　AirH"はパケット通信方式を採用することで，定額制を実現したDDIポケットの新サービスだ（5月16日の記事参照）。サービス開始は6月1日を予定している。

　TDK製となるAirH" Card petitは，形がコンパクトフラッシュ型である以外，「基本的にはセイコーインスツルメンツ製のAirH"Cardと同等」（DDIポケット説明員）だという。フレックスチェンジ方式，32Kbps方式，64KbpsPIAFS方式に対応している。発売は夏ごろの予定だ。

シャープのザウルスにAirH" Card petitを接続して，32Kbpsパケット通信するデモも行われた

この秋から開始予定の128Kbpsパケット通信用のPCカード型端末も参考展示された。残念ながらデモンストレーションは行われなかった

512Kbpsのワイヤレス通信の参考システム（下）。将来商品化された時のイメージが，上のPCカードだ。各基地局への通信を16個束ねて，512Kbpsの速度を目指している

参考展示された，腕時計型PHS。触れることはできなかったが，「電話部分が取り外せるのがポイント」（DDIポケット説明員）というのが面白い

音楽配信システム「SDAIR」に対応した松下製端末。ダウンロードした楽曲は，東芝製のシリコンオーディオプレーヤーに転送して再生する。SDAIR対応端末は，東芝製端末に続き2つめとなる（3月26日の記事参照）

オムロンのH"用Bluetoothモデム「AIR BLUE」。単4電池1本を内蔵している

[斎藤健二，ITmedia]

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