2001年,携帯電話需要は買い換えが中心に──ガートナーグループ調査ガートナーは2001年第1四半期の全世界の携帯電話端末販売台数を9670万台だったと発表した。端末市場を支える構造が,新規契約から買い換え需要に変化しつつあると予想している。
日本ガートナーグループのデータクエスト部門は5月31日,全世界における2001年第1四半期の携帯電話販売台数が9670万台であったと発表した。データクエストではこのペースで推移すれば,2001年の年間販売台数は5億台に達すると見込んでいる。 2000年における全世界の携帯電話出荷数は4億1270万台。端末販売台数は着実に増えているが,「世界的に新規契約者は減少し,買い替え需要が端末市場を支える構造へ変化してきている。端末ベンダーは新たな対応を迫られることになるだろう」とガートナーでは予想している。 10位以内に日本企業が3社端末ベンダー別のシェアでは,前年に引き続きNokiaがシェアを拡大した。昨年同期のNokiaのシェアは27.9%。また,SiemensがEricssonを抜いて3位に食い込んだ。Samsungもトップグループを狙える位置につけている。 【2001年第1四半期の世界の携帯電話端末市場】
また,日本企業ではパナソニックが6位,NECが7位,三菱電位が8位にランクインしている。 なお,2000年第4四半期には大量の在庫が発生したが,ガートナーでは2001年第1四半期には3000〜3500万台の流通在庫,および500〜1000万台の工場在庫が持ち越されたと推定している。また2001年第2四半期には,第1四半期よりもさらに工場出荷数が減少する可能性があると分析している。 [斎藤健二,ITmedia] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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