FOMAとスペースシャトルの意外な接点

SLは6月7日,FOMAのネットワーク監視オペレーション・システムに,同社のグラフィカル・インタフェースが採用されたと発表した。

【国内記事】 2001年6月7日更新

 SLは6月7日,既に試験サービスが始まっているFOMAのネットワーク監視オペレーション・システムに,同社のグラフィカル・モデリング・システムが採用されたと米国 SUPERCOMM 2001会場で発表した。本サービス開始でも引き続き採用されるという。

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監視にあたりセンター側ではこのように表示される(画面は米国のもの)

 監視システムの開発ツールとして採用されたのはC++/Developer,C++/Net,エンハンスド・コントロール・パッケージ,日本地図変換ツールなど。これらはネットワーク監視にあたり,リアルタイムにデータの変化を表示したりなどができるシステムだ。

 「GUIというと表を表示するだけのスタティック(静的)なイメージがあるかと思うが,本製品はアプリケーションに近く,監視にあたってデータの急激な変化に対応できる」(SLジャパン)

 採用された製品の一部は,NASAのスペースシャトル打ち上げ制御システムにも利用されている。本システムを採用したFOMAも,スペースシャトルのように空高く「発射」できるだろうか。

[杉浦正武,ITmedia]

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