写真で見るFOMA「N2001」FOMA試験サービスに使われている「FOMA N2001」を,写真で紹介していこう。
5月30日に試験サービスが始まったNTTドコモの「FOMA」。予定されている3機種のうち,ビジュアルタイプは出荷が遅れていたが(5月25日の記事参照),モニター当選者には6月29日あたりには端末の準備が整うようだ。 試験サービス開始直後のデータタイプの端末の様子は先日お伝えした(6月5日の記事参照)。今回は,残りの1つ,スタンダードタイプについて,写真を中心に紹介する。NEC製端末の色を濃く残す「FOMA N2001」スタンダード端末となる「FOMA N2001」はNEC製。メニュー構造やキー周りなどにNECらしさがよく出ている。見た目は大きく重そうだが,実際は重さ105グラム。アンテナが内蔵されていることもあり,手の中への収まりはいい。 N2001は,通話,iモードなどの基本機能のほかに,PCと回線交換やパケット通信で接続したり,マルチアクセス機能やSMS機能も備える端末だ。ビジュアル端末のようなテレビ電話機能は持っていないものの,“FOMAらしい”機能を多数備えている。 主なスペックは以下のとおりだ(5月30日の記事も参照)
ダイヤルキー周り。十字キーは,青くライトが点灯する。かなりカッコいい。文字割り当ては「N503i」と変わっていないが,クリアキーが左上に,メニューキーが右上にきている。
左側面。N503iなどにあったページ送りキーは見当たらない。背面上部に装着されるバッテリーは,3.7V,740mAhのリチウムイオン。N503iが600mAh,SO503iでも680mAhなのを考えると,かなりの大容量だ。
FOMAカードは,バッテリーをはずして装着する。FOMAカードには,自端末の電話番号などが登録されているほか,アドレス帳として50件の電話番号などを記録できる。いったんFOMAカードを外してしまうと,次回電源を入れたときには“データ読み込み”のために10数秒待つ必要がある。
N503iと並べて背面を撮影。FOMAロゴの左にあるのはイルミネーションランプ。
充電器と充電台。端末に接続するコネクタは,従来のPDC端末から変更されている。
端末のコネクタは側面に付けられている。ここにUSBケーブルを接続して,PCからパケット通信も利用できるといわれている。充電中は写真のように液晶背面のランプが赤く点灯する。
同じくNEC製の「N503i」と並べてみた。巨大な印象の強いN2001だが,キー周りの大きさは同じくらいだ。
ソニー製の「SO503i」と並べてみた。大きさ,重さでいえば,SO503iのほうが大柄。 2.1インチ,4096色といわれている液晶。大きさは実はSO503iと大差なし。色ののりもよく非常に美しいが,なぜか画面がチラつく。デジタルカメラでの撮影は,走査線が表示されてしまって難航した。 [斎藤健二,ITmedia] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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