留守宅の画像を携帯電話に転送するホームセキュリティシステムが登場

【国内記事】

2001年6月11日更新

　日本NCR販売は6月11日，留守宅の状況を携帯電話画面でチェックできる画像転送システム「ASSA-365」を6月13日より販売開始すると発表した。利用料金は月額6000円で，センサーやリモコン，カメラなどの機材込みの価格となる。新規利用の場合，別途工事費3万円が必要となるという。

　これは家のドア，窓，室内などに設置したセンサーが不法侵入者を感知すると，威嚇サイレンが鳴り，同時にカメラが作動して携帯電話に画像が送られてくるというもの。画像はJ-フォンやauの携帯電話ではメールの添付ファイルのかたちで送られ，iモードの場合メールにURLが記載される。iモードユーザーはそこからWeb toで画像のサイトへ飛ぶことになる。

　さらに，併せて緊急メッセージが予め設定した最大5カ所の電話へ自動通報される。通報先を隣人や友人にして，そこから警察に通報するような対応が考えられるという。

　このシステムではほかに，リモコンのボタンを押すだけで緊急メッセージを自動通報する老人介護システムなどにも応用することが可能だ。

[杉浦正武，ITmedia]

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