小泉内閣メールマガジンをAOLiで読む!登録者180万人を超えた小泉内閣メールマガジン。携帯電話から購読するような登録はできないが,AOLiを利用することで実はiモードから閲覧可能だ。
小泉内閣メールマガジン(5月7日の記事参照)が人気だ。内閣の高い支持率と相まって,6月21日現在でメール登録者は既に180万人を超えている。 このメールマガジンだが,携帯電話からも受信できることをご存じだろうか。今回編集部では実際に,6月1日から始まったドコモのAOLiサービス(6月12日の記事参照)で受信してみた。多少の問題はあるものの,なかなか快適に受信できている。 AOLドメインで登録成功実際に届いたメールは以下のとおりだ。
実はこのメールマガジン,本来iモードなどのブラウザフォンから閲覧するように登録することはできない。登録はPCでこちらから無料で行えるのだが,その際に「携帯電話には対応しておりません」と表記されている。 具体的には「@docomo.ne.jp」や,「@jp-X.ne.jp」といったアドレスは登録を受け付けない仕組みになっている。ツーカーやauのアドレスも全滅だ。ところがAOLiサービスは基本的にPCなどでも利用されるドコモAOLのメールサービスであり,使用するアドレスは「@aol.com」となる。このため小泉内閣メールマガジンにも登録することができるのである。 2万5000字はメールマガジン向き?写真で分かるとおり,小泉内閣メールマガジンはもともと携帯電話で表示するようにできていないため,変なところで改行されたり,続きを表示する必要があったりと環境は万全ではない。しかしとりあえずは,さほどストレスなく全文を読むことができるだろう。 いざメールマガジンを購読するにあたっては,AOLiで実現する2万5000字という大容量が効いている事が分かる。小泉内閣メールマガジンは号にもよるが,文字数はだいたい数千字。J-フォンのロングメール2000字では受信しきれず,EZwebの5000字でも少々つらいところなのだが,2万5000字あればさすがに余裕がある。 さらにメールマガジンという配信形態もAOLi向きだ。というのもAOLiは一定期間以上使用しないでいるとログオフされ,次回使用時にいちいちパスワードを入力しなければならないのだが,定期的にメールマガジンを受信することでAOLiを利用すれば,パスワード入力の必要がなく手間が少なくて済むのである。 もちろんAOLiサービスのほかにもリモートメールなどで同様のサービスはある。有料ながら文面を携帯電話の画面向けに改行するなど,整形してくれるものもある。しかし,AOLiのように無料で2万5000字というサービスはなかなか珍しい。 受信料をどう見るかもちろんこれだけの容量のデータをiモード上でやりとりするからには,相応のパケット料がかかる。仮に1号につき3500字として計算すると,配信1回につき16円。毎週1回で1カ月64円だ。無料のメールマガジン,無料のAOLiだが,ここで料金がかかることになってしまった。月額64円の携帯電話メールマガジンを安いとみるか,高いと見るか。ユーザーによって意見は分かれるかもしれない。 ともあれ,依然として高い支持率を誇る小泉内閣。ドコモおよびAOLiサービスの「支持率」は,いったいどのくらなのだろうか。 [杉浦正武,ITmedia] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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