写真で見るJ-フォン「J-SH07」──Java+3D+TFT液晶+カメラ付き

長らく待たれたJ-フォンのJava端末が発売された。実売価格は2万円程度。Javaや3Dポリゴンに対応しているだけでなく,TFT液晶やカメラも搭載した豪華端末だ。

【国内記事】 2001年6月22日更新

 6月22日,J-フォン東日本から関東・甲信エリアでJava対応端末「J-SH07」の販売が始まった。J-フォン初の“Java対応,3Dポリゴンエンジン搭載”端末であるだけでなく,6万5000色表示可能なTFT液晶,11万画素のモバイルカメラなど非常に豪華な仕様となっている(仕様の詳細はこちら)。

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都内では2万円を切る価格で

 TFT液晶搭載端末は,全キャリアを含めても3機種め。発売日の午前中から売れ行きは好調で,都内のあるJ-フォンショップでは「機種変更用の端末で,残っているのはピンクだけです」という。量販店でも「化け物のような端末」と好調ぶりを語る。

 人気端末になることは発売前から分かっていたが,入荷量はそれほど潤沢というわけではない。特にシルバー,ホワイトへの機種変更を考えている人は急いだほうがいいかもしれない。

 気になる価格は,“前端末1年以上の使用”であれば1万8000円程度(ZDNet調べ)。新規契約でもほぼ同等の価格だった。

Javaは思いのほか,便利に使えそう

 それでは,J-SH07の特徴を簡単に見ていこう。各項目については,この後詳細な記事をお届けする予定だ。

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ウワサの“うららが踊る”Javaアプリ「通話シチョーリツ」。使い続けると,うららをズームアップできるようになったり,コスチュームやダンスも変化するという。Javaアプリの保存領域は,カメラで撮影した画像や着信メロディと合わせて合計650Kバイト設けられており,うち250KバイトはJavaアプリ専用の保存領域だ

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2インチ大の半透過型TFT液晶は非常に鮮やか。写真はNTTドコモの「N503i」と同じJEPG画像,同じWebサイトを表示させたもの。表示文字数もN503iと同等だが,シャープ独自の「LCフォント」という見やすいフォントを利用している(3種類あるうちの文字2を使用)

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モバイルカメラの操作性は,「J-SH06」などとほぼ同等。ただしカメラの配置場所は絶妙。ジャマにもならず,撮影するときの違和感も少ない。写真は左が,撮影画像をJ-SH07で表示したもの。右はファイルとしてPCに転送し,掲載した

見た目は「J-SH05」とほぼ同じだが……

 豪華仕様のJ-SH07だが,見た目は同じくTFT液晶を搭載した折りたたみ型の「J-SH05」とほとんど変わらない。カメラが付いても厚みも重さも変わっていないのは素晴らしい。

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正面から見ると,各部の色と文字の書体が違う程度

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裏側はカメラが付いているのが最大の違い。ツートンカラーのJ-SH05と違い,ボディカラーが単色になった

 主な仕様は以下のとおり。

サイズ(幅×高さ×厚み) 約48×93×24ミリ(折りたたみ時)
重さ 約99グラム
連続通話時間 約115分
連続待受時間 約350時間
1画面最大表示文字数 110文字(10文字×11行)
保存受信メッセージ メール,ウェブ,ステーション合わせて約375Kバイト
カラー サーフィスシルバー,シースターピンク,ホワイトビーチ

[斎藤健二,ITmedia]

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