J-フォンのJavaアプリ端末「J-SH07」は結局買い?J-フォンのJava対応端末「J-SH07」が発売され,Javaアプリについての記事が注目を集めた1週間だった。
先週は,J-フォン東日本が“これ以上ない!”というくらいフル装備の端末,「J-SH07」を発売した。ランキングトップこそ,ドコモの“悪質メール”に譲ったものの,10位以内の4つをJ-フォンのJavaアプリが占めるなど,注目を集めた。 BluetoothにJava,さらには1xによる高速化とさまざまな機能がバラバラに端末に乗ってくるauのcdmaOne端末と異なり(5月18日の記事参照),J-フォンの路線は分かりやすい。 折りたたみ型のJ-SH07の後には,ストレート型の東芝端末「J-T06」,続いてフリップタイプの三菱電機製「J-D05」が登場。いずれもJavaに加え,モバイルカメラに3Dポリゴンも搭載している。すべてに“うらら”もプリインストールだ。ユーザーは,ほぼ“どの形が好きか?”で選べばいいことになる。 速度的に不満はなさそう「SO503iで動いているJavaを見たら,自分のP503iでiアプリをやる気がしなくなった……」とは,あるP503iユーザーの弁。NTTドコモのiアプリにつきまとうのは,やはり端末間の速度の差であり,仕様の差だ(5月9日の記事参照)。 J-フォンのJavaでは,Java VMにアプリックスのmicroJBlend(用語)を共通で搭載し,端末間の互換性を高める方向で仕様が固められている。 各端末のスピードについても,プリインストールされている「通話シチョーリツ」がベンチマーク的な役割を果たしているという。つまり,うららがスムーズに動かない端末は認めないということだ。J-SH07でも“うらら”は快適に踊っている。今後登場する機種でも,速度に不満は出ないようだ。メモリ容量に関しても,J-SH07の650Kバイトを上回る容量が積まれてくるという。 iモードのような豊富なWebコンテンツや,cdmaOneのような通話の高品質さこそないものの,受信無料のメールを主体に,カメラやJavaで楽しめるという意味では,現在J-フォンのJ-SH07は最も楽しめる端末だといえる。 ただし,540mAhと最近の高性能携帯電話の中では最低クラスともいえるバッテリー容量だけはいただけない(5月1日の記事末尾参照)。Javaアプリにはまって,バリバリ遊んでいると1日さえも電池が持たないので注意したい。 [斎藤健二,ITmedia] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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