Mobile：Lモード開始イベントにあの大物アーティストも登場

本日からNTTのLモードサービスが開始される。JR新宿駅東口のステーションスクエアではLモードデビューイベントも行われ，例の大物アーティストも登場した。

【国内記事】

2001年6月29日更新

　本日よりNTTグループによる「Lモード」サービスが開始される。これは家庭に置かれたLモード対応の電話からインターネットに接続し，情報の取得やメール送受信などができるサービスだ。

　JR新宿駅東口のステーションスクエアではLモードデビューイベントも行われ，会場ではLモードCFキャラクターである八代亜紀も登場した。

　八代亜紀はまず「私はメールとか，オンチなんです。携帯も使えないんです。そんな情報機器オンチの私がCMに選ばれ，どうしたのかしらという感じです」とコメント。「そんな私にぴったりの（簡単に操作できる）Lモード，非常に楽しいのでたくさんの皆さまに定着してほしいと思います」と述べた。

会場後ろのスクリーンではLモードのCMも放映された

　イベントではその後，Lモードを操作するデモも行われた。実際にLモードを利用するのは初めてという八代亜紀は，ハンバーグ・ミニコロッケ弁当の出前を注文。「どんどんいくんだ，すごい」「なんかすごく楽しそう」と操作の簡単さに感心していた。

　Lモードの「L」は「Living」「Lady」「Large」などを意味している。普段あまりインターネットを利用しないと言われる主婦，高齢者層をターゲットにしており，今回のCMに八代亜紀を起用したのもそのためだ。

　提供されるコンテンツもターゲットを意識したものが用意され，たとえばヤマハが提供する電話機の着信メロディダウンロードサービス「ファミリーメロっちゃ！」では，家庭の主婦層にアピールするようなリバイバルものや，少し前のアーティストの楽曲を取り上げるという（6月28日の記事参照）。

　全国の主婦がLモードサービスを活発に利用するとなるとこれは巨大な市場になる。ただしこの事業が実際に主婦や高齢者に魅力あるサービスとなり得るか。現在17ジャンル，約200のコンテンツが用意されており，順次追加される予定だ。

[杉浦正武，ITmedia]

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