ドコモ，飛行機内でデータ通信可能な公衆電話サービスを開始

【国内記事】

2001年7月3日更新

　NTTドコモは7月3日，衛星波を利用した衛星航空機電話サービスを7月31日より開始すると発表した。これにより，メール送受信などのデータ通信も利用可能な航空機電話サービスが提供されることになる。

　これは機内の複数の場所に公衆電話のかたちでドコモが設置するもので，クレジットカードによる通話料金決済方式。通信速度は4.8Kbpsで，サービスエリアは日本国土および沿岸から200海里内の上空となっている。

　公衆型とは別に個人で電話を機内に設置することも可能で，その場合は契約者自身が毎月9万円の基本使用料を払って発着信可能な電話機を設置することになる。

　NTTドコモは従来，アナログ地上波を用いた音声通話可能な航空機電話サービスを提供していたが，今回データ通信に対応したことでメール送受信，インターネット接続，FAX送信が可能になるという。通話料などの詳細はこちら。

[杉浦正武，ITmedia]

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