冴え渡るMURAMASAの斬れ味

迷うこの夏のノートPC。アンダー1.5キロは選択肢がたっぷり。

【国内記事】 2001年7月12日更新

Weekly Mobile Top10 7月5日〜7月11日
1位 私が“最薄ノートPC”「MURAMASA」を買った理由
2位 ドコモ,P503iにまたも不具合。10万台に着信できない可能性
3位 PHSで1Mbpsの真実──総務省の示した次世代PHSの姿
4位 auでもメールは無料受信可能──EZweb@mailの実力を徹底再検証
5位 ソニー製au端末「C406S」電池パックに不具合,56万個回収へ
6位 携帯を目覚ましに活用する──端末でこれだけ違う
7位 auのJavaってiアプリとどこが違うの?
8位 カタログには載っていない「J-SH07」情報(1)
9位 iモードのメールアドレスがランダムな英数字に
10位 アドレス変更? 関係なし。電話番号にメールを出す方法

 先週のアクセスランキングのトップを獲得したのは,シャープの超薄型ノートPC「MURAMASA」の記事。たしかにMURAMASAには,スペック表や写真で見たのでは分からない魅力が詰まっている。

 初めて店頭でMURAMASAを見たとき,筆者も思わず衝動買いしそうになったほど。その質感と薄さは,実物を目の当たりにすると驚異的ですらある。

 しかし,このところCD-ROMドライブを内蔵しない軽量ノートPCは,ほかにも戦略的で魅力的なマシンがそろってきている。

 ワイドSXGA(1280×600ピクセル)のディスプレイを装備し,1.1キロという軽量でありながら,実売14万円を実現した新「Libretto」,無線LANを内蔵し,鏡面仕上げのボディをまとった「ThinkPad i series s30」,Bluetoothを内蔵し,ブルー系にボディカラーが変わった「バイオノートSR」。ほかにもマイナーチェンジを行った「LOOX」や,微透過型液晶を採用したNECの「LaVie MX」など,1.5キロ以下のノートPCは激戦区だ。

 多くのマシンが,無線系のインタフェースや特殊な液晶を搭載してきている中,ノートPCの基本である“薄さ”に極限までこだわったのが,シャープのMURAMASA,こと「PC-MT1-H1」。

 モデム,イーサネット,USB×2,PCカードスロットにCFスロットとインタフェースも極めてオーソドックス。そして12.1型の液晶を採用しながら1.31キロという軽量化を実現しているあたり“正統に進化したノートPC”という印象を受ける。

 もちろんバッテリー駆動時間には不安もある。ライバル機種はCPUにCrusoeを採用したり,Pentium III採用機種には6セルの大容量バッテリーを標準採用したりしている。

 無線系の特殊機能や各種インタフェースの充実度,ディスプレイの大きさや重さ,薄さ……さらにはバッテリー駆動時間。この夏サブノートPCを選ぶのは本当に難しい。

[斎藤健二,ITmedia]

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.



モバイルショップ

最新CPU搭載パソコンはドスパラで!!
第3世代インテルCoreプロセッサー搭載PC ドスパラはスピード出荷でお届けします!!

最新スペック搭載ゲームパソコン
高性能でゲームが快適なのは
ドスパラゲームパソコンガレリア!