FOMA N2001は有機ELを採用していたNECブースではFOMAの実機を体験できる。新しいコンセプトモデルもお目見えした。
Wireless JapanのNECブースでは,「FOMA N2001」の周りは人だかり。FOMAの実機を触れるとあって,押すな押すなの大盛況だ。 このFOMA N2001,ディスプレイには有機EL(用語)を採用している。「本サービス開始後の端末ではどんなディスプレイを採用するか未定。自発光する有機ELは消費電力の面で,まだ問題がある」(NEC説明員) ただし,本サービス向けの端末でもボディ形状は同じだという。 このノートPCのようなマシンは,「マルチメディアパッドフォン」と名付けられたNECのIMT-2000向けコンセプトモデル。カメラは360度回転する。スタイラスで手書き入力もできるという。 こちらはオーソドックスな折りたたみ型の携帯電話のモックアップ。いろいろなところで見かけた左の2つと違い,一番右側のものは日本初公開だという。確かに見慣れない形をしているが,N2001にちょっと似ている感じも。ちょうつがい部分についているのはカメラ。取り外すこともできる。ダイヤルボタンには「REVIEW」などと書かれたボタンや,オーディオのリモコンにあるような再生マークも。 大きなディスプレイを備えたこちらも実は電話機。パッド型の本体は鞄の中に入れておき,配信された音楽を無線でイヤホンに飛ばすのだという。今のところ,イヤホンとのやりとりにはBluetoothを考えているそうだ。 NECはコンテンツを重視して大きなディスプレイを備えた機器の開発を考えているが,PDAではなくあくまで電話機。PDAと携帯電話の境界線は,第3世代携帯電話の立ち上がりとともに消えてしまうのかもしれない。 [斎藤健二,ITmedia] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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