ビジネスよりもエンタメ系?――初のezplus搭載端末「C451H」(1/2)

新製品レビュー,今回はKDDIで初めてJavaのアプリである「ezplus」を使える端末「C451H」について取り上げてみた。

【国内記事】 2001年7月23日更新

 人にやさしい端末。「cdmaOne C451H」の第一印象はそんな感じである。まず,文字機能回りが充実している。そもそも文字表示が大きいし,日本語入力システムには「ATOK Pocket」を採用して万全。「*」ボタン1つで小文字変換も可能で,「#」ボタンを押すことで“あいうえお”の逆戻りも可能となっている(つまり「え」を表示させたいのにうっかり5回押して「お」までいっても,すぐに逆戻りできる)。

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10文字×8行とフォントが大きく,かなり見やすい。
一覧表示がすぐに出るので,漢字の選択もしやすい

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画面の大きさは120×143ピクセル。左はソニー製「cdmaOne C413S」だが,日中での視認性ではこちらが勝る

 また,端末の左上に「気配りスイッチ」というスライドスイッチが付いており,これをスライドさせるだけでマナーモードとの切り替えができるのが便利だ。マナーモードとの切り替えが特定ボタンの長押しである端末は多いが,スライド方式の方が操作が簡単に感じられる。ただしこの代償として,「キー操作無効」操作が十字キーの長押しになってしまったのは仕方がないところか(キー操作無効がスライドスイッチになっている端末もある)。

 ほかの特徴としては,ボタン1つで移動可能な「ダイレクトメニュー」に,特定のメニューを登録して割り当てられることが挙げられる。これにより,よく使うメニューを簡単に操作できるようになるわけだ。しかし,登録できるメニューが1つしかないのは今後の改善点。やはり,3個ぐらい登録できた方が望ましいのではないだろうか。

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3つあるソフトキーの中央ボタンを押すことで,この画面にジャンプできる。顔のかたちのアイコンに好きなメニューを割り当て可能だ

音機能は充実

 携帯電話を目覚まし代わりに使うユーザーも多いだろうが,この端末はそのあたりの機能も十分。アラームは10件まで指定が可能で,これにより毎日の「起床用」のアラームや,新幹線を乗り過ごさないようにするためのアラームなど,さまざまな用途で指定時刻に音を鳴らすことができる。

 アラームは1件ごとに日付指定,曜日指定,毎日指定から選択することが可能。これにより,たとえば月曜は8時に目覚ましが鳴り,火曜日は9時に鳴るといった細かい設定が可能だ。また,1件ごとにメロディおよび曲風も選べるため,気分に合ったアラームを設定できるようになっている。ほかにもezplusを時間にあわせて起動させることも可能だ。

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 着信音機能も整備されている。内蔵メロディや,ダウンロードしてきた着信メロディについて,どう演奏するか曲風,テンポを指定することができるのだ。たとえば日立製端末ならではの「この木なんの木」着信音を“非常に速い”“パラパラ風”で聞いたり,“非常に遅い”“音頭風”で聞くといったことも可能なわけだ。

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