折り曲げ自在のディスプレイ実現に向け,IBMが実験に成功
米IBMは現地時間で8月2日,携帯性や収納性に優れた折り曲げ自由な「フレキシブル・ディスプレイ」の実現につながる,有機エレクトロニクス分野の最新技術を発表した。 技術の内容は有機半導体を形成する表面を加工することで,炭素と水素からなる「ペンセタン分子」を利用した新しい電子薄膜を作り出せるというもの。「量産化には時間が必要」(IBM)だが,プラスティックをはじめとする各種素材に薄膜を低コストで印刷,塗布できるようになる。薄膜は電子デバイスに適した半導体特性を持っているという。 同社はこの技術を,フレキシブルディスプレイやスマート・カード,IDタグなどに応用する予定だ。 [杉浦正武,ITmedia] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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