ロボットと対話を可能にする音声認識ツール「IntelliVoice」携帯電話,PHS回線にも対応

【国内記事】 2001年8月07日更新

 アドイン研究所は8月7日,対話型音声認識ツール「IntelliVoice」の音声認識エンジンラインナップに,オーエスアイ・プラスのエンジン「SpeechSeeker」を加えると発表した。9月上旬よりSpeechSeeker搭載のIntelliVoiceの販売を開始するという。

 IntelliVoiceは音声の対話処理を可能にするアプリケーション開発ツール。AI機能を持つアプリケーションを開発することで,具体的にはアミューズメント施設で客とのやりとりができるロボットを開発したり,電話口でしゃべるだけで各種予約が可能なシステムを構築したりできる。価格はオリジナル音声認識エンジン搭載版で250万円。

 今回,新たな音声認識エンジンとしてSpeechSeekerを搭載したことで,携帯電話,PHSを含む電話回線の音声会話処理が可能になる。これは「SpeechSeekerが携帯電話などの帯域に強いため」(アドイン研究所)であるという。

[杉浦正武,ITmedia]

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