日本テレコム,J-skyからiモードコンテンツが見られるサービス――課金はJ-フォンの請求書に上乗せ

日本テレコムは8月7日,J-skyからiモードのコンテンツを有償で利用できるサービス「i-watcher」を開始すると発表した。

【国内記事】 2001年8月7日更新

 日本テレコムは8月7日,J-skyからiモードの利用が可能になるサービス「i-watcher」を8月15日から開始すると発表した。サービス開始に先立ち,7日から14日まで無償の試用期間とする。

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「ゲーム」のカテゴリ。2つのiモードコンテンツが用意されている

 これはJ-skyからi-watcherのサイトにアクセスすることで,i-watcher内に組み込まれたディレクトリ型のメインメニューからiモードコンテンツが利用できるというもの。料金は月額100円だ。

 これにより,J-sky内に別途iモードコンテンツを集めたポータルサイトが用意されることになる。J-skyユーザーにとってはJ-skyとiモード,両方のサイトを閲覧できるようになるわけだ。iモードの公式コンテンツを提供するコンテンツプロバイダがi-watchサービスに登録すれば,同等のサービスも受けられることになる。サイト内検索エンジンを使った,キーワード検索もできるという。

 閲覧できるのは公序良俗や社会通念に反しない,約150のiモードコンテンツ。「当面,無償コンテンツの利用に限った提供となる」(日本テレコム)。10月をめどに有償サイトの利用や、絵文字を含んだEメールでのiモード利用者との交信も可能にする予定だ。年度末までに500コンテンツをそろえるという。

 なお料金の課金については,J-フォングループの請求書でJ-フォン利用料と合算される。またサービスの運営,運用にあたっては三菱スペースソフトウェアの協力を得ているという。

iモードのオープン化するか?

 8月2日にはWAP2.0の仕様が発表され,KDDIが採用を明言するとともにドコモも移行を検討すると発表した(8月2日の記事参照)。これにより,今後iモードとEZwebの両方のコンテンツに対応した携帯電話が発売される可能性が出てきたわけだ。

 今回のサービスでも,サイトを限定するとはいえiモードコンテンツがJ-skyから利用できることになる。iモードのオープン化が叫ばれる昨今(7月18日の記事参照),こうした動きが今後加速することが予想される。

[杉浦正武,ITmedia]

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