シェア変動の前兆?──7月事業者別契約者速報7月の携帯電話契約者数は事業者ごとに傾向がはっきりと出た。ツーカーグループは微減。J-フォンはauグループの2倍の契約数を獲得した。
電気通信事業者協会(TCA)は8月7日,ブラウザフォンサービス契約数を含めた携帯電話/PHSなどの2001年7月の契約数を発表した。それによると,この1カ月間で携帯電話契約数は79万400増えて,6418万200。うち,iモードなどのブラウザフォンサービス契約は179万1900増えて4216万6700となった。
事業者によって明暗を分けたのが7月の結果だった。先月の純増数に10万を上乗せしたNTTドコモ(シェア59%),auグループの2倍となる22万を獲得したJ-フォンは快調(シェア17%)。 逆にauグループは先月をさらに下回る10万4900(シェア18%)。ツーカーグループに至っては,2000年11月以来の純減となってしまった(シェア6%)。 単月シェアではJ-フォンは28.2%を獲得している。ちょうどauグループとツーカーグループのシェアを奪う形となった。
iモードは純増数を100万人台に戻した。J-フォンのJ-skyは相変わらず快調だ。 PHSは状況変わらずPHSは2万5000の微減。NTTドコモは新端末「P-in m@ster」を投入し(8月7日の記事参照),M-stage musicの広告に歌手の宇多田ヒカルを起用するなど(7月12日の記事参照)PHSにも力を入れた。 その結果,ドコモだけが契約数を伸ばしている。
[斎藤健二,ITmedia] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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