KDDI，不具合を改修し「C452CA」を明日発売

先日発売されながら急きょ発売を停止した「C452CA」について，KDDIは不具合を改修し，明日から全国で発売する。

【国内記事】

2001年8月10日更新

　KDDIは8月8日に発売されながら，同日午後から突然発売を停止されていたカシオ計算機製のezplus搭載端末「cdmaOne C452CA」について，不具合を改修し8月11日から発売を再開する。

　KDDI広報によると，発売が停止されたのは「ソフトウェアに不具合が見つかったため」。具体的には，特定のサイトにアクセスし，指定された操作を行った際にバグが起こる。本来，操作によって効果音が鳴り，鳴り終わってから次へ移行するはずだったが，効果音が鳴り終わらず耳障わりになってしまうという。

　「このバグはほかのサイトでも発生する可能性があった。既に改修は終了し，どのサイトでも発生しないように改修が終了している」（KDDI広報）

　一時期，NTTドコモでソフトウェアの不具合が続いたことがあった（5月11日の記事参照）。携帯電話の構造が複雑化するのに伴い，こうしたバグはどうしても増加する傾向にある。「本来8月“中旬”に発売と発表していた」と，今回の件についてそれほど問題でないことを強調するKDDIだが，ソフトウェアの不具合は今後もキャリアの頭を悩ませる問題になりそうだ。

[杉浦正武，ITmedia]

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