写真で見る「F503iS」──富士通初の折りたたみの実力富士通の折りたたみ型「F503iS」は,iアプリ保存件数を最大75件まで増やしTFT液晶,背面液晶など魅力的なスペックを出してきた。折りたたみ全盛の昨今,台風の目になるか!?
折りたたみ型で液晶はTFT。背面液晶を搭載し,iアプリ保存件数は最大75件,というNTTドコモの最新端末「デジタル・ムーバ F503iS HYPER」が8月14日,発売された(8月8日の記事参照)。 都心量販店での新規販売価格は2万9000円前後。NEC製のヒット機種「N503i」よりは安いが,同時に発売された「SO210i」に比べると1万円以上高い。TFT液晶,デュアル液晶といった高いスペックと,最大75件という従来機種の何十倍にも当たるiアプリ保存件数をどう評価するかが購入の決め手になりそうだ。 反射型TFT液晶は圧倒的にキレイ!F503iSの実機でもっとも驚くのは液晶の美しさ。4096色表示可能なTFT液晶だが,フロントライト点灯時のコントラストの高さ,発色の鮮やかさは驚くほど。
これまでシャープ製J-フォン端末「J-SH05」や「J-SH07」に搭載されていた半透過型TFT液晶が最上級だと考えていたが(2月27日の記事参照),F503iSの液晶はそれに勝るとも劣らない。特にフロントライト点灯時は「SO503i」の液晶に迫り,野外などで外光を反射させて見るときは敵なしと思わせる美しさだ。さすがに“オールラウンド液晶”を名乗るだけのことはある。 ただしフロントライトの位置の関係で,液晶が奥まった位置にあるのだけは好みが分かれるかもしれない。 大柄だが持ちやすいボディ重さこそ97グラムと100グラムを切っているが,F503iSはかなり大きい。ちょうど「N503i」より一回り大きく,「SO503i」に近い大きさだ。参考までに「SO210i」(8月8日の記事参照)もならべてみた。 ただし液晶部もダイヤルキー部も大きく絞り込まれた形状をしており,大きさを感じさせないホールド感を実現している。N503iと比較すると純粋に“握りやすい”という印象だ。
ボディカラーはギャラクシーブルー,パールラベンダー,グレースゴールドの3種類あるが,グレースゴールド(灰色)以外はツートンカラー。特にパールラベンダーは光の当たり具合によって色が変化する特殊な塗装を施してある。
富士通初の折りたたみ型ながら,TFT液晶,背面液晶といった“売れ筋の機能”が盛り込まれたF503iS。ソフトウェア面でも,F503iの特徴だったiアプリ保存件数がさらに拡大された。体感だが,iアプリ実行速度も速くなっているようだ。また,メールフォルダをついに装備したのも見逃せない。 [斎藤健二,ITmedia] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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