Bluetooth実証実験プロジェクト「B.L.T.」サービス開始 - 「MARUNOUCHI CAFE」潜入レポート(3/3)オリジナルコンテンツは,丸の内近辺のローカルな情報を網羅したもので「丸グルメ」「丸スタイル」「丸マップ」「丸の休日」「風景の旅」が用意されている。コンテンツの更新は随時行うとのことだ。実験の目玉となっていた位置依存型のプッシュ型情報サービスは,準備の遅れによりまだ実現されておらず,残念なところだ。
Bluetooth経由によるインターネットアクセスの実効速度はCPUの処理速度によって変わり,PCの場合が200〜300Kbps,PDAが100Kbps以下。それほどストレスなくWebを閲覧できる。ただ,実験中であるためか,しばしば動画再生中にアクセスが途切れてしまうこともあった。 利用者の中には「接続までの設定が難しい」という声も上がっているという。日本エリクソンの事業開発本部営業本部長鈴木氏によれば,今後,マニュアルをさらに分かりやすくし,ワンタッチで接続できるようソフトウェアを改善することも検討中とのこと。
貸出機の利用時間は1人あたり約30分程度。端末を返す際にアンケートに答えると,ストラップやボールペンがプレゼントされる。
まだ,開始されたばかりの実験であり,利用者の反応の詳細を聞くことはできなかったが,日本エリクソンの鈴木氏は「まだ実験は始まったばかり。パブリックアクセスを事業化することは難しいが,利用者の反応やBluetoothの普及状況を見ながらビジネスモデルを構築していく」と話している。 また同氏は,Bluetoothを利用したプッシュ型のサービスについて「将来的には個人のデータを元に,例えば顧客が店に入ったときに,その人の嗜好に合った情報が携帯電話やPDAに送られるようなサービスが考えられる。そういったサービスがBluetoothで実現すれば,広告媒体としての価値が出てくるのではないか」とBluetoothのビジネスモデル実現に前向きな考えだ。 [後藤祥子,ITmedia] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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