フレックス・ファーム，コンテンツ開発者向け携帯電話実機テストサービスを開始

【国内記事】

2001年8月29日更新

　フレックス・ファームは，さまざまなモバイル端末に対して最適な状態でコンテンツを配信するための端末機器のスペック提供を行う「デバイス・プロファイル・サービス」と，実際に実機によるテストを行う「実機テストサービス」を9月より開始すると発表した。

　デバイス・プロファイル・サービスは，コンテンツ開発を行う際に，各端末ごとに最適化されたプロファイルを提供するもの。常に変動するスペックや新機種情報を同社が常時収集し，各端末の表示可能文字数，対応画像フォーマット，サイズ，対応記述言語，ユーザーエージェントなどのプロファイルを定期的にコンテンツ開発者に提供する。

　価格は，デバイス・プロファイル レベル1情報が1法人1年で60万円，デバイス・プロファイル レベル2情報が1法人1年で120万円。デバイス・プロファイル 製品組み込みは，個別の見積もりで価格を決めるという。

　実機テストサービスは，開発用シミュレータでは実機と同じ動作をしない場合もある各社携帯電話向けのWebコンテンツを，実機でテストするサービス。

　サービスメニューはインターネットに接続可能な携帯電話全機種の実機と，電波増幅施設を備えた専用室を提供する「ベーシック」，実機テストに必要なノウハウと機材等一式を提供する「スタンダード」，テストケース作成から結果報告までを受託する「プレミアム」，最新機種発売時に既存コンテンツの動作をテストする「最新機種テスト」の4つが用意される。

　価格はベーシックが5万4100円，スタンダードが12万4100円，プレミアムと最新機種テストは個別の見積もりにより価格を決める。

[ITmedia]

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