噂の新ザウルス「MI-E21」発売直前! プレ速攻レビュー!――キーボード編(1/3)

9月7日にいよいよ登場する新ザウルス「MI-E21」。「MI-E1」の後継機種として期待される「MI-E21」を徹底レビューで紹介しよう。

【国内記事】 2001年9月5日更新

 9月7日にいよいよ登場する新ザウルス「MI-E21」。昨年の11月に登場した「MI-E1」はエンタテインメント性を重視し,ザウルスの新たな流れをつくるきっかけとなったマシンでもあるが,その上位モデルとして新機能が期待される「MI-E21」を徹底レビューで紹介していこう。

 今回はそのプレレビューということで,キーボード編と動画・音声編に分けて紹介する予定だ。

「MI」シリーズのキモ! キーボードの改善点をチェックしよう!

 まず最初の検証は「たてザウ」には欠かせない「キーボード」を中心に見ていこう。「MI-E1」が登場した時にも真っ先に注目されたのが本体内蔵のキーボード。その後「MI-L1」の登場で改良されたが,「MI-E21」ではさらに進化している。

 まずはキーボードカバー部分だが,開け閉めが行いやすくなった。エッジ部分がしっかりして指がかかりやすく,開けるときに力が入りやすいのだ。このエッジは「MI-L1」から採用されている。そのかわり,「MI-E1」にあったカバー部分サイドのギザギザが小さくなった。

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片手で持ったままカバーを開けるときにはこのエッジが有効

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このように開けてから持ち替えるユーザーが少なかったということなのだろう

 カバー部分に付いている操作ボタンについては,気になる点がいくつかある。ひとつは電源ボタンの反応である。キー自体が大きくなっているということもあるが,キーロックの設定をしないと,どちらかといえば,「そのままバッグに放り込んでください」というデザインのザウルスの場合,バッグの中で何かが当たっただけでも電源が入ってしまうのだ,それくらい反応が敏感になっている。インデックス画面でメニューキーを押すとキーロック設定のメニューがあり,そこでキーロックが行え,メールチェックキーもきかなくなるが,もっと簡単にロックできると便利だ。

 左側にある「ライト/メールチェック」ボタンも,長押しすると「メールチェック」機能が動作する仕様のため,しばらく何かが当たった状態でいると電源が入るようだ。ほかのキーについては,触っていても電源が入ることはない。

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ゴチャゴチャしたバッグに入れるときは要注意,軽く触れても電源が入ってしまう

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通信カードを付けたままの場合は,勝手にメールチェックされてしまうことも

 次に気になるのは,センター上部にある「インデックス/中断ボタン」。これは十字キーの上に搭載された大きいボタンだ。このボタンを使うことで,インデックスメニューの切り替えをボタンから簡単に行えるのだが,問題はこのボタンの位置にある。

 カバー部分に付いている十字キーは,アプリケーションの操作やゲームの操作で「上」で使うことが多いキーなのだが,この十字キーで「上」を押すときに,「インデックス/中断ボタン」に指が当たりやすいのだ。もちろんボタンに指が触れればもちろんアプリケーションやゲームは中断してしまう。インデックス画面から再起動すればゲームの続きはできるが少々興ざめに感じるかもしれない。

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十字キーから,わずか数ミリしか離れていないわりには大きいキー

 もちろん良いところもある。十字キーの中央にある「決定」ボタンは「MI-L1」でも採用されていた。両手で使う場合には確かに2つも決定するためのキーがあるのは意味がないかもしれないが,片手だけで操作したい場合に右にある「決定キー」を押す必用がないので便利だ。

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十字キーの中央の決定ボタン,片手で操作するには好都合だ

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