3Gモバイルコマースは通信会社の「ドル箱」に――米調査会社米調査会社Cahners In-Stat Groupの調査によれば,今後3Gモバイルコマースが通信会社に大きな富をもたらすという。とはいえ,サービス展開には莫大な費用を覚悟しなければならないようだ。
米国の調査会社Cahners In-Stat Groupは9月10日,モバイルコマースに関して行った調査レポート「3G-Based Mobile Commerce: Europe Will Lead the Way」を発表した。このレポートによれば,第3世代(3G)携帯ネットワークの構築に伴い,モバイルコマースは通信会社の「ドル箱」になるという。同社は,市場規模や,単一の3Gワイヤレス通信標準規格を採用している点で,ヨーロッパが日本に次ぐモバイルコマース最大の市場になるとみている。 同社のモバイルコマースサービス関連担当上級アナリストKen Hyers氏は「WAP(Wireless Application Protocol)やワイヤレスWeb,3Gといった用語がここ数カ月の間に人気を失いつつある。原因としては,サービスの遅れ,デバイスの品質や顧客の関心度の低さなどが挙げられる。とはいえ,通信会社が絶望することはない。この分野の長期的な展望は明るく,2005年までの間に第2世代(2G),第3世代(3G)ベースのモバイルコマースはトータルで飛躍的な成長が見込める」と語っている。 なお,同社の調査でそのほかに判明したことは以下の通り。
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