ACCESS,携帯向けブラウザ「NetFront v3.0」でWAP2.0サポート

KDDIやNTTドコモが移行予定のWAP2.0に,早くも対応したブラウザが発表された。

【国内記事】 2001年9月13日更新

 ACCESSは9月13日,次世代携帯電話向けの組み込みブラウザ「NetFront v3.0 Wireless Profile」において,WAP2.0仕様をサポートすると発表した。2002年の第1四半期に出荷を予定している。

 WAP2.0はXHTML Basicをベースとした記述言語「WML2.0」(用語)を採用している。WAP1.0で使われたWML1.xに比べて,WML2.0はインターネット標準のHTMLに近く,KDDIをはじめNTTドコモもWAP2.0仕様への移行を明言している(8月2日)。

 NetFront v3.0は多くのiモード携帯電話に搭載されている「Compact NetFront」や「Compact NetFront Plus」の後継ブラウザ。記述言語としてWML2.0のほか,iモード携帯電話で使われるC-HTMLをサポートする。これにより「どの言語フォーマットであっても1つのブラウザでシームレスに表示できる」(ACCESS)という。

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NetFront v3.0の機能であるカスケードスタイルシートを使って,テキストの流し込みやインラインフレームを表示させている例

 「WMLの最初のバージョンは難しすぎたため,多くの人々,また企業でさえも,これを使ってWebページを作成することから遠ざかってしまった。WML2.0を使えば一般の人でも容易にホームページ作成ができるようになる」(ACCESS)

 NetFront v3.0では,さらにDynamic HTML,ECMA Script(Java Script),SSLを拡張機能としてサポートする。またGIF/Animation GIF,JPEG,WBMP,PNGの画像フォーマットの表示にも対応する。WAP1.x互換スタックとMMS Clientのサポートはオプションとなっている。

[ITmedia]

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